「地方ならお金がなくても幸せでしょ」とか言うな！ 日本を蝕む「おしつけ地方論」

阿部真大

お金がなくても地域のつながりや、人情味あふれる商店街があって幸せ。「ALWAYS三丁目の夕日」のような世界が地方にはまだ残っている、というのは「東京の勝手な幻想＝おしつけ地方論」にすぎない。格差・貧困・仕事などリアルな地方を見つめることで、日本の本当の姿、問題点が見えてくる。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 社会・政治 / 社会学
• 出版社: 朝日新聞出版
• 掲載誌・レーベル: 朝日新書
• ページ数: 248ページ
• 電子版発売日: 2018年12月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★☆]

地方の良い面ばかりを見て憧れる自らを省みざるをえない。都会にも地方にも、それぞれ問題はあるし、生きづらさもある。

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイトル通り。
だが、内容は専門の社会学者によるもので、お気軽なエッセイではない。
東京発の見方に、見られる側からの見方を突きつける。