会社のなかの「仕事」 社会のなかの「仕事」~資本主義経済下の職業の考え方~

会社のなかの「仕事」 社会のなかの「仕事」~資本主義経済下の職業の考え方~

924円 (税込)

4pt

4.3

日本を蝕むさまざまな問題は、突き詰めれば私たちの「仕事」観に由来している。資本主義経済下での摩耗を避けたければ、会社のなかの「組織人」として生きるだけでは十分でない。私たちは同時に、社会のなかの「職業人」としても生きなければならないのだ――。本書はこの要請とジレンマを出発点として、働き手と組織が共栄していくための方策を探る。疲弊した日本経済が自壊する前に「職業の社会学」は新たな地平を拓けるのか。

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会社のなかの「仕事」 社会のなかの「仕事」~資本主義経済下の職業の考え方~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    仕事、職業における知見がとても面白くて読みやすかったです。時代は変化していきますが、もう少し「軽やかに」、ユーモアがある雰囲気になるといいなぁと思いました。

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    『会社のなかの「仕事」社会のなかの「仕事」(阿部真大・著)』読んだ。職業というものを会社の組織人としてではなく「社会の中でどんな役割を果たすものなのか」を問い直す本。都会で働く人が兼業で行う「パートタイム田舎就労」の可能性にも言及されていてとても面白かった。

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    「やりがい搾取」
    資本が求める「仕事」と労働者の「やりがい」が一致することによって、不当な搾取状態が見えにくくなり、労働者自ら搾取率を高めている状態。

    著者は、2000年代初頭にバイク便ライダーの勤務実態をもとに「自己実現系ワーカホリック」という状況を指摘し、これを教育社会学者の本田由紀が一歩押し

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    職業は、生計の維持、個性の発揮、役割の実現。

    組織人と職業人の対立があり、現在の多くの会社は組織人が多い。

    上記の古い体質であるため、見直す必要のある働き方が顕在化している。

    働き方を変えるには、職業人を増やさないといけない。

    だからこそ、組織人が大多数を占める、終身雇用に則った現在の多くの

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    2023年11月24日

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