わるい食べもの

わるい食べもの

1,540円 (税込)

7pt

幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界の最前線を駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の常識への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。紙の書籍にはモノクロ掲載の人気イラストレーター・北澤平祐氏による挿画も、電子版には全てカラーで収録。

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  • わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    幼少期をアフリカで過ごし、デビュー作『魚神(いおがみ)』が小説すばる新人賞と泉鏡花文学賞をダブル受賞。『男ともだち』でも高い評価を得るなど文芸界の最前線を駆ける作家が、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の常識への疑問まで多彩につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。紙の書籍にはモノクロ掲載の人気イラストレーター・北澤平祐氏による挿画も、電子版には全てカラーで収録。
  • しつこく わるい食べもの
    1,386円 (税込)
    ハンニバル・レクター博士に憧れ、炊飯器を擁護し、要らぬ助言に噛みつき、よく腹を下す。そんな偏屈でめんどくさい食いしん坊作家の自由な日常は、否応なくコロナ禍に侵食されていく。それでも――。あなたとわたしの欲望を肯定する、ひねくれものの力強い応援歌。人気イラストレーター・北澤平祐氏の挿画もカラーで収録。
  • こりずに わるい食べもの
    1,540円 (税込)
    果てなき欲望の海原を食って食らって突き進め! 偏屈な食いしん坊作家・千早茜による、「体にいい」の呪縛を解く異色の食エッセイ。シリーズ第3弾となる本作では、京都を離れ、初の東京ひとり暮らしへ……。“知らないこの街で、これから好きなものを探していける。食の海を渡るための、はっきりした好き嫌いの羅針盤も持ちあわせている。さあ、どこまで自由になれるだろう。”(本文より)――40年ずっと嫌厭してきたIHと仲良くなれるのか?(「コンロのT-1000」)。横浜中華街で肉汁過多の極北に出会った(「中華街の粉仕事」)。10代の息苦しさから救ってくれた雨とココアとビスケット(「雨と神様の物語」)。ほか、書き下ろし含む全30話。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

わるい食べもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初めて千早茜さんの本を手に取りました。
    タイトルとカバーの絵に惹かれたということと、息子の名前と同じ漢字だったから気になってしまった(笑)
    結果、めちゃくちゃよかった。
    とても好きな感じで読んでいて嬉しくなりました。
    ちょっと共感できる部分とか、普段気づかない無意識の部分を言葉にしてもらえたところが

    0
    2023年11月02日

    Posted by ブクログ

    わるい食べ物と題して、食を通しながら
    わるい◯◯◯な話を、笑い、涙ありで共感する話もあれば、真面目な、大きく頷く、良い◯◯◯の話もたくさん散りばめられている。
    ある章では、すべらない話の小籔千豊の話を彷彿させ、真面目な語り口から始まったと思えば、それがフリとなって落とされ爆笑し、思わず、松本人志のよ

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

    あたり!
    食エッセイは好きだから良く読むが、期待値が高いせいか、読んだそばから忘れてしまう。
    これは、知らない作家さんだからということもあり、期待値低めで読み始めたせいもあるけど、
    ズバズバはまった。
    食のことを率直に買いているし、食そのものの話にとどまらず、
    ストーリーやメッセージがちゃんと伝わっ

    0
    2023年05月31日

    Posted by ブクログ

    初めての千早さん作品、初めての食エッセイ。
    食に対しての感性にところどころ共感できて楽しく読めた。
    ケーキは2個でも苦しい私からすると1日10個以上食べられるという作者にびっくり!
    T嬢やO部長など素敵な方たちとの関係性を大切にされてるのもいいなと思った。

    0
    2023年03月19日

    Posted by ブクログ

    食べ物に関するエッセイ
    美食家ではなく、ただ好きなものを
    1番美味しい方法で食べたいという
    千早さんの食へのこだわりが伝わる。
    低糖質とかグルテンフリーとか
    健康的な食事が好まれる現代だけど、
    たまには好きなものを思いっきり食べるのも
    いいよねって思わせてくれる作品。

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかったエッセイ本。食べることに対して貪欲でかつ食べるもの/ことに対しての表現が素晴らしかった。特に果物の表現ととらやの羊羹の話が好き。
    続編もあるので早く読みたい!

    0
    2022年11月30日

    Posted by ブクログ

    千早茜さんの食べ物エッセイ。
    千早さんは写真を見る限り、華奢な方なのに、とにかく食べる量がものすごい。
    食へのこだわりもはっきりしていてブレない。そしてそれが「美食家」というわけではないところがとてもよい。
    言葉の選び方も丁寧で的確で、どの章にも心をぎゅっと掴まれる表現が必ず出てくる。
    千早さんの本

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    食べるの好きな人にとってはあるあるかも?とにかく食べ物に対してまっすぐ。こだわり強すぎ。それがいい。
    果物は自分でむかないと気が済まないの、めちゃくちゃわかるなぁ。

    0
    2021年09月23日

    Posted by ブクログ


    あー、すき。
    千早茜さんの食べ物エッセイ。
    とにかく貪欲に、本能のままに、でも決して手を抜かず、食べる。
    お腹がすいているからといって適当なもので済ませたりはしない。お腹がすいていないのに食事の時間だからと適当なものを胃に入れたりもしない。
    一生のうちに食べられるものは限られているから、1回1回の

    0
    2021年09月12日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。かなり健啖家なのは存じていましたが、暴食が渦巻いてて楽しかったです。
    千早さんの思考回路も面白くて、かなり偏屈だなぁと思うところもありますが真っ直ぐで好きです。全てに真正面から対峙してる気がする。
    朝ごはん、午前おやつ、昼ごはん、昼おやつ、夕おやつ、夕ごはん、デザート、飲みながらおや

    0
    2021年08月10日

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