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Posted by ブクログ 2022年06月09日
鶴見俊輔さんから、連綿と続くポジティブでラディカルな道が伸びていく。
よく考えればわかること、がなかなかわかられなくてそちらの方向に行かない。
2022年に読んでも新しいというか、10年前から見据えておられたことが今やっと一部の人にとどき共感とひっ迫を持って今まさにの感性として受け止めらる。
よ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月03日
見田宗介氏によると、キリストやブッダが宗教を説いていた人間の歴史の第Ⅰ局面に続く現代の第Ⅱ局面は、持続可能な幸福な世界が訪れるという。
その際のキーワードは、幸福感受性である。
来たるべき未来の目的のために現在の生を手段化し、耐え忍ぶのではなく、現在それ自体を楽しむ。
人々は、経済競争の呪縛から...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月28日
<情報化/消費化資本主義>では、需要や欲望が無限であっても、資源が有限(「材料」と「ゴミ箱」が有限)であるため、限界にぶつかる(そして社会/人の精神構造が変容する)。人はよりシンプル、よりエコを、more lessを、志向する。ミニマリストも、グレタさんも、若者の○○離れも、SDGsも全て、つまりは...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月25日
2020年を控え、今こそ大局観を持とうと購読。数千年の歴史の中で人類は大きな曲がり角を経験している。一つ目は紀元前後の世界的宗教が確立した頃。それまで群・部族でしかなかった集団が、「現世は来世の幸せのためにある」という一つの世界観を共有し、何千キロを隔てても共通の価値観でものを語れるようになった。同...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月17日
希望が持てる本であった。現代社会は歴史的に着実に進化している。マルクスが唱えた予言は資本主義が発展すれば、共産主義に移行するというものであったが、その予言が当たりそうである。ただし自由と民主主義があればとの前提だが。ただ、その予言がうまくいかなかったのは、1.否定主義(とりあえず妥当)、2.全体主義...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月09日
今ここに一つの花が開く時、すでに世界は新しい。
ポジティブなラディカリズム。肯定する革命。
人に喜ばれることを喜びと感じられるように生きる。
(欲望の相乗性)
有限性の自覚。
自己を目的化しない。
二重疎外からの脱出。
・かつてに比べ、世代の距離は、ほぼ消失している。
歴史は加速度的に進化す...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月01日
述べられていることは一貫している。主張内容の論拠が妥当なものであるかは、この書籍の内容からだけでは判断が難しい。しかし、私的な過去の経験や感じてきたことを踏まえると納得感があった。
人生の目標や目的の達成を求められるが、それらが本当に適切なものかは誰も保証できず、自身で決めるしかない。にも関わらず、...続きを読む
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