ロボッチイヌ ──獅子文六短篇集 モダンボーイ篇

ロボッチイヌ ──獅子文六短篇集 モダンボーイ篇

715円 (税込)

3pt

3.8

獅子文六の短篇小説は、生前多数発表され、長篇小説にも勝る魅力を持ちながらも、そのほとんどは読むことができなくなっていた。そんな貴重な作品群から編者監修のもと、“男性”が活躍する作品をコンセプトに編んだ作品集。当時の性に対する社会風刺ともいえる表題作「ロボッチイヌ」を筆頭に、ユーモアと人間味、鋭い批評性にも溢れたオリジナル編集の傑作短篇集。

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ロボッチイヌ ──獅子文六短篇集 モダンボーイ篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで手に取れる作家、獅子文六…。
    彼の本は、三冊目でしたが、大いに笑いました。
    ユーモアの塊。
    まさか、このトンチンカンの中に著者がいるとは。
    結末に近づくにつれて、ドキドキ。
    オチがいつだって惹き込まれて、どんどん読めます。

    0
    2021年04月21日

    Posted by ブクログ

    「ロボッチイヌ」というタイトルを誤解して購入。
    とんだ勘違いでしたが、うれしい誤算となりました。
    獅子文六の作品、他にもちくま文庫でたくさん出ているようなので、揃えたいと思います。

    0
    2018年05月26日

    Posted by ブクログ

    ラブドールを作ったり、信仰宗教をでっちあげたり。こんな昔から考えられていたことなのだなぁ。まったく今と変わらない。
    深刻そうな話もちゃんとオチがついて軽く笑えて読後感が良い。

    0
    2023年01月14日

    Posted by ブクログ

    私小説を匂わせる「因果応報」がとりわけ気に入りました。他作品は毒気が強すぎて後味の悪さだけが残りました。読めない漢字を調べるのは楽しかったのですがね。読む人を選ぶ本なので「ライスカレー」を読んでから判断してみてください。

    0
    2020年04月05日

    Posted by ブクログ

    文筆家・千野帽子氏が編者の短編集。表題作は眉を顰める向きもあるかも知れないけど、ナンセンスコメディとして面白い。現代の日本だとあながちジョークになってないかも(オリエント工業とか←小声)。ブラックユーモアや諷刺作品、或いは病床エッセイかと思って読み進めると怪しい展開に向かう「文六神曲編」、過去の作品

    0
    2018年11月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    男性キャラに焦点を当てた短編集、というところでしょうか?

    前半は、ほぼ間違いなく小説、って感じですが、後半に行くにつれて、徐々にエッセイみたいなのが増えていくような印象でした。ま、エッセイ、ではなく、エッセイ風小説、なんだろうなあ、おそらく、とか思いつつ読んでおりました。

    感想としては、うーむ。

    0
    2021年03月07日

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