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晩秋のパリ郊外。時ならぬ嵐で雷鳴が轟き、バルビゾン村の古びた小さなホテルが停電となった。冥暗の中で、偶然出会った日本人の男女が過ごした夢のような時間。そして、誰にも明かすことのできない黙契が因で起きる動機なき連続殺人事件が福岡につづき、箱根で。容疑者には完璧なアリバイが……。美しくも哀しい愛の行方。フランス犯罪小説大賞受賞作!
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Posted by ブクログ
フランス犯罪小説大賞という賞の存在は知らなかったが、この本がフランスでも評価されたということは、このような愛情?のかたちが海外でも受けるということなのだろう。助教授の行動が軽い(夏樹さんのまわりの男性がこういう感じだったのだろうか)のと強姦未遂の事件の扱いが雑すぎる(被害者置き去り感がちょっと)気は...続きを読むするが、それはそれとして、最後まで予想のつかない流れで、1970年代に書かれたとは思えない、非常にいい推理小説だと思う。
フランス滞在中に嵐で停電→その際出会った日本人女性と意気投合→寝た→互いに顔も知らないまま別れた→帰国した男が遭遇する殺人事件とは…という女性の素性と事件の謎で2倍面白い作品。
交換殺人のはずだった。そりゃあ、単純でない結末が用意されてこそのミステリーだけど、最後の最後、その顚末はお見事。追い詰める側(刑事)からではなく、追い詰められる側(犯人)からの描写にも関わらず、最終盤まで真相が分からないなんて不思議な仕立てだ。
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