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八尋由花は、恵まれた境遇にありながら、育児疲れとストレスから、わが子を窒息死させてしまう。その後、雲仙の雪中を彷徨っているところを、女流陶芸家の乾陶子に救われる。妊娠中の陶子は行方不明の恋人を捜していた。やがて、由花の子殺し事件の公判が進行するなかで、意外な事実が明らかになる。二人の女性の生き方を通して、「子は誰のものか」を問う力作。
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Posted by ブクログ
1976年の作品。古さはあまり感じられず。育児疲れ、こどもみたいな大人、不倫は40年以上経っても普遍な題材なんだな。
わが子を殺した母である女と、未婚の母になる予定の女に焦点を当てて書かれた物語。 どちらかといえば、前者の気持ちのほうが分からないでもない気がします。 子育て・教育は国繁栄には不可欠な要素であり、 しかも想像以上の苦労を強いられるのに、 それを「母性がなんとかしてくれるだろう」と誰もが思っている。 自...続きを読む分でもそう思っていたので、指摘されて衝撃でした。 でも、パンダとか動物で稀にみられるケースで、 本能的に母性が備わっていないものが出産しちゃうことがあるけど 人間がそうなったら、誰が助けてくれるのか。 母性があるって、いつ分かるのか?産んだら分かるのか? ないって分かったら、理性で育てていくのでしょうが… この小説は理性では育てていけなかった女が裁かれる物語。 あまりにも、心許ない。
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