漱石センセと私

漱石センセと私

1,342円 (税込)

6pt

3.6

俳人・歌人の久保より江(1884-1941)の波乱万丈の半生を、名筆家・出久根達郎が情緒豊かに描いた長編小説!

漱石センセに恋い焦がれた少女時代、漱石の妻・鏡子との奇妙な絆、正岡子規から学んだ俳句、そして生涯の伴侶・久保猪之吉との出会い──。
松山に住む美少女が、漱石、鏡子、子規、高浜虚子、柳原白蓮らとの出会いや別れを通して、やがて大人の女性へと変貌を遂げていく。

「センセ」はどんな人なのか?
鏡子夫人は本当に「悪妻」だったのか?
より江から見た、知られざる「夏目漱石」を描く!

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漱石センセと私 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    吾輩は猫の雪江さんモデルの女性の話。漱石の周りは人物が華やか。でも、普通に学生だったりするから、楽しい。

    0
    2020年03月06日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石の作品を通してしか漱石を知らなかったが、俳人・久保より江さんを通して漱石の人物像を表現した作品。漱石の作品も身近な人を題材にして作られていたのも初めて知った。
    しかし夏目漱石の話しがメインではなく、あくまでも明治の女・久保より江の話しでしたが、なんとなく温かくてノスタルジックな作品で良かった

    0
    2018年07月22日

    Posted by ブクログ

     面白い。明治という時代背景に、ほんわかとした面白さが満ち溢れている。
     
     「おばあちゃんが化け猫だというんです」
     「襖を手で開けるから気味悪いって」
     「おや。確か猫は手で開けるよ。襖も障子も。重くなければ板戸だって横にすべらせるよ。器用に開けて外に出ていくよ。ちっとも変じゃないよ」
     「でも

    0
    2018年07月20日

    Posted by ブクログ

    面白かったです。出久根さんは初めて読みました。
    より江という少女の視点で、夏目漱石や妻の鏡子を描く…というより、メインはより江の成長でした。
    より江と猪之吉とのあれこれがほとんどだったのですが、優しい目線でおおらかに読めます。
    描かれる出来事は、どの登場人物にとっても結構おおごとなのですが、穏やかに

    0
    2019年08月31日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石と樋口一葉に関しては一家言もニ家言も持ちあわせてる著者が、漱石センセに縁のある久保より江という俳人の半生を追う。わたくしは俳句に造詣なく、初めて知る女性だ。より江が少女時代に、漱石と正岡子規が彼女の祖父母の家に下宿していたようで、彼らとのほのぼのとしたやり取りが微笑ましい。やがて、医学博士に

    0
    2018年06月13日

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