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Posted by ブクログ 2024年04月16日
いわゆる内幕物であり、結果は知ってはいるものの、先が気になってサクサクと読めた。
安倍自民党が圧勝してから、余勢を駆って厚労省に押し付けられた政策(GPIFのリスク資産比率の増加)もあったと知る。
個人としては、当時、金融緩和については是非ともやるべきという意見だったが、いわばカンフル剤であり、長...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月15日
本書の続編とも言える『ドキュメント 強権の経済政策 ー官僚たちのアベノミクス2』と併せて読みたい。
第二次安倍晋三政権が成立してから始まった目玉政策『アベノミクス』がどのようにして作られていったかを、
詳細に書いた本。
情報量が妙に多いので、読み通すとかなり疲れる。
つくづく思うのは、日本は官僚...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月04日
【混沌からの落穂】2012年の総理就任と同時に,安倍政権の目玉政策となったアベノミクス。その政策の成立過程を追いながら,現代日本の政治システムの内側を垣間見た作品です。著者は。時事通信社で解説委員等を歴任した軽部謙介。
これは名著。政策決定プロセスを考える上でももちろん有益ですが,特に後半に描かれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月21日
金融政策主体のアベノミクス立ち上げ当時の具体的な経緯が描かれている。それを推進する人々の高揚感のようなものが伝わってくる。ただそれが日本社会にとって本当によかったのかどうかがはっきりするのはこれからだ。アベノミクスが日本社会にとって罪であったとしても、その罪を贖うことになるのは、アベノミクスを推進し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月29日
ノンフィクション小説のような出来だ。基本的に、筆者のいうとおりアクター(それも政財界エリートの個々人)中心の分析・描写。よくここまで細部にわたり取材しストーリー状に上手く繋ぎ合わせたものだ、と脱帽してしまった。
前半は凋落の日々を送る民主党政権と、その下で「裏切る」官僚たち、彼らと取引する自民党幹部...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月22日
周囲に本好きの人は多いが、N先輩はその中でも群を抜いている。
どんな本を読まれるのかお聞きしたら、歴史から医学、財政、福祉、ノンフィクションまで、幅の広さに圧倒されてしまった。「面白そうだから読んでるだけ」と謙遜されるが、忙しい職にあっても新しい本に挑戦される姿勢は見習いたいものだ。
N先輩からご...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月29日
アベノミクスの開始から5年。やっとインフレ2%目標の旗を下ろした。マネーの流れを変えるだけではデフレを抑えるのは無理だった。
残されたのは日銀の大量の国債の保有、国の大借金。景気は少し良くなったかもしれないが、富の集中が進み、庶民の大半は景気の改善の実感がない。
確かに失業率は改善されたが、非正規雇...続きを読む
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