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Posted by ブクログ 2020年10月20日
阿部の強気の経済政策ができていく過程が描かれていて、政治の裏側がよく分かった。
社会事情や政治家、官僚、日銀の思惑が、今日までを作ったんだなぁと思った。
どんな組織でも長期の弊害が出ると思う。
また、政治家が自分で集めた情報と頭で考える政治の限界があるような気がする。感情の政治かな。
論理の政治...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月02日
安倍政権が終わり、今まで表に出すことが出来なかった政権の内実がいろいろと表に出てきているが、それらの中でも、本書は詳細さと読みやすさともに秀逸である。
「官製春闘」についても、連合と経団連の戸惑いと動き、内閣府と官僚の思惑など、当時の新聞で知り得なかったことが息づかいまで分かるように思えた。
それに...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月12日
2012年12月に総選挙の結果、民主党から自民党に政権が移り、安倍首相がデフレ脱却を目的にインフレターゲット2%を目指そうとした。それに至るまでの財務省、経済産業省などの官僚及び政治家、日銀に関係する人々の動きが緻密に描かれている。それぞれが抱える組織のロジックがぶつかり、日本という巨船はこのように...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月16日
「アベノミクス」という経済政策がどのようなプロセスで形成されたのかを克明な取材により明らかにした『官僚たちのアベノミクス』の続編であり、2013年半ば以降の「その後のアベノミクス」の軌跡をたどっている。具体的には、政府による賃上げ介入、内閣人事局の設置、消費税増税の延期、為替市場への介入未遂などにつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月23日
前作『官僚たちのアベノミクス』はドラマとしてなかなか興味深く読みましたが、こちらは前作のようなドラマ性が薄く中身も薄く、ダラダラした感じしか受けないのは、アベノミクス自体がグダグダになってしまったから…ですかね…
まあ、経済・金融政策の決定における舞台裏をそれなりには興味深く垣間見させてもらいました...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月13日
30代男性
コロナ対策において、二転三転している内閣をみて、どのようなプロセスで意志決定されるのかを知りたくて、読みました。
日銀の人事や賃上げ介入から始まって、消費税増税延期までの政府、官僚(+経団連)の動向が記載されていました。
その場にいたのかと思うほど、細かいことが記載されており、複雑...続きを読む
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