木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走

木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走

682円 (税込)

3pt

3.9

木崎ゆすら、職業文筆家。先日結婚しました。旦那さんは毎日美味しいご飯をつくってくれます。天気がいい日も悪い日も、普通の日もお祝いの日も、私が書けても書けなくても。父が残したこの家で。ゆったり夫婦の物語

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木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近多くみられる食べ物系のお話しかと思いきや、
    偉大な作家の父をもつ、1人の女性作家の苦悩のお話でした。

    でもでも結婚した相手が料理やおやつを作ってくれる優しい旦那様なのです。旦那様というより執事のように私には見えてしまう。
    旦那様の存在がゆすらという女性の心の安らぎ場所。

    父親も母親も他界して

    0
    2020年01月20日

    Posted by ブクログ

    独特のリズム感を持った文章がよかった。

    カバーイラストとは裏腹に、深い靄の中をさまようかのようにずーっと不安。大部分を占める語り手の思考も含め決して好きなタイプのストーリーではないのだけど、嫌いにもなりきれないまま一気に読み終えた。

    多分、おもしろかった。
    楽しいとは言いがたかったけど多分、おも

    0
    2019年07月09日

    Posted by ブクログ

    親が偉大だと子どもたちは大変そう…
    ○○の娘(息子)というラベルを貼られてしまうから。
    結婚した旦那さんはそのラベルを貼らずにそのままの自分を見てくれる。
    ありのままの自分でいられる存在…
    そういう存在の人と出会いたいですね。

    同業者の幼馴染の登場で、何か展開に変化はあるのかな~と思いましたが、何

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    文筆家の主人公が結婚した相手は、主夫になった。

    のんびりと、ふんわりと寄り添う二人。
    そんな日常に、主人公の同業者で幼馴染がこんにちは?
    地味に嫌みを言うような男は嫌だな、と思ったのですが
    幼馴染と同業者にしては、何か変だな、と。

    今のふんわりした状態と、過去のぎすぎすしたり
    淡々としたりする過

    0
    2021年07月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説家のゆすらは物腰柔らかで優しく、料理上手な主夫の木崎さんと父の残した古民家でゆるやかな二人暮らし。
    タイトルと装画の印象からはほのぼのほっこりスローライフに見えるかもしれませんが、生きていくことにひどく不器用で、喪失の悲しみに心を囚われたままのゆすらの目線で紡がれる物語には息苦しさと不穏な空気が

    0
    2018年08月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ただのほんわか物語ではなく、文筆家であるゆすらの仕事への苦悩、同じく文筆家で偉大な父の娘とされる苦悩などがあり重くも描かれている。

    出会い方から結婚までの流れがすごい。


    旦那の木崎さんが作る数々のご飯が美味しそう。


    なにも言わずともゆすらのことがわかり、それとなくご飯を用意したり元気づけよ

    0
    2018年06月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文豪の娘だった主人公。父親と同業の文筆家の道を選んでしまう。元々の細やかな感性が自分を苦しめてしまう気質を持っていた。
    父親と母親の喪失によって自身も崩壊した中、料理上手で自分の事を全く知らない男性に出会う。好奇心という棘のない存在。何処かで居心地の良さを感じ結婚。

    人生って、ちょっとの時間と巡り

    0
    2020年01月02日

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