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変化は、知性ある者しか読めない。
教養が身に付いている人は、勉強法が身に付いている。
一生ものの知性をこの手に!!
いま、国際社会は危機的な状況にある。
構造転換に入った世界の中で、多くの人は何が事実に基づき、何が印象操作に過ぎないのか判断がつかず、混乱している。
動乱する世界の中、<情報>の洪水に溺れずに生きるためには、インテリジェンスが必要となる。
その基礎から解説し、分析を真に支える教養とは何か、そして物事の全体像をつかむ知性をいかに身に付けるか、
その勉強法を具体的に示す。
情報の洪水を呑み込むインテリジェンス!!
■ウィキペディアは百科事典の代わりにならない
■メタの立場を見出せずに行き詰まると戦争になる
■謀略とは、実力以上の力を持っていると誤認させること
■基礎教育、中等教育レベルが国家の基礎体力を決める
■キンドルは二冊目を入れればいい
■放送大学の使い方
■ロシア語の達人の先輩からのアドバイス
■自分がどのような場にいるかという知識、それが前提だ
■新聞読みのうまい人から技法を盗む
■アンカーとしての古典をつくる
■数学に関する自分の欠損をしっかりと見てほしい
■実用文法はオックスフォード大学出版局が買い
■よろしくない自己啓発本や勉強本
■プライドを一回括弧の中に入れる、秘密のノート
■身に付けないといけないのは、歴史の知識
■教養に欠けた議論は一代限りにしかならない
etc.
危機を直視できるようになると、世の中が少し暗く見えるかもしれない。
しかし、暗さは暗いと認識して初めて、明るくするための現実的方策を考えられるのだ。
※本書は『危機を覆す情報分析』(角川書店、2016年)を新書版として改題し、加筆修正したものです。
Posted by ブクログ 2018年10月21日
佐藤優が、講義の内容をまとめたもの。内容が濃く、よく学生の中にこのような高度な勉強法を一生懸命実践している者がいるものだ、と感心してしまう。勉強になった。
「イスラム教原理主義過激派は、アッラーは一つなので、それに対応して地上においてもたった一つのイスラム法によって統治がなされ、全世界を単一のイス...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月17日
大学やカルチャーセンターなどでの講義・講演のいくつかを書き起こしてまとめたもの。
それにしてはある程度網羅的で、かつ章と章に繋がりが見られるのは、ひとえに編集者の力量だろうと思う。
あるいは、予め書籍化することを合意した上で、編集者が一年くらいついて回って、方々の講演内容についてもプランニングしたり...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月03日
池上さんとのコラボされていた本で佐藤さんのことは知っていたけれど、今までそれ以外1冊も読んだことがなかった。
外交官をされていたこともあってか、各国の裏事情に精通されており、なんとなく触れてはいけない領域な気がしていたからかもしれないが、最近哲学や歴史を学ぶにつれ、世界の情勢を少しずつ理解できるよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月17日
タイトルから、頭がいい人による勉強法講座かと思ったら、全然違う、大学かどっかでの講義の文字起こしを改題したものだった。
別の興味として、ロシア外交や各国の教養レベルや初等・中等教育の話は面白かったけど
タイトル詐欺は結構嫌いなので評価上げられない。
抽象に戻ってくれる事があまりなく、ずっと具体的...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月02日
「勉強法」というシンプルなタイトルになっていますが、もともと『危機を覆す情報分析 知の実戦講義「インテリジェンスとは何か」』(KADOKAWA)として刊行された本の加筆修正版です。
著者の多くの本と同様に、イスラムやロシアといった国々をはじめとする国際情勢の動きや、新資本主義の問題にかんして、外交...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月19日
他の本と同じようなことが書いてあって新鮮な学びは特にないとわかっていても文体がかっこいいから買ってしまう私のような人間が本当のファンだといえるのではないだろうか?
著者のいう教養というものがなんなのかよくわからない。この本で著者は一言でいえばまずは高校卒業程度までの各教科の勉強を徹底することを勧めて...続きを読む
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