街場の憂国論

街場の憂国論

1,496円 (税込)

7pt

行き過ぎた市場原理主義、国民を過酷な競争に駆り立てるグローバル化の波、
排外的なナショナリストたちの跋扈、改憲派の危険な動き……
未曾有の国難に対し、わたしたちはどう処すべきなのか?
脱グローバリズム、贈与経済への回帰、
連帯の作法から「廃県置藩」論まで、
日本の未来を憂うウチダ先生が説く、国を揺るがす危機への備え方。

...続きを読む

街場の憂国論 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     久しぶりに本を読んだ。このところサーフィンに俺の知的リソースを注ぎ込んでいたから…そこに六十過ぎて自称プロサーファーの大学教授が出てきたのには笑ったけど。

     内田先生の街場シリーズは居酒屋でちょっと知的ぶった話がしたい俺みたいな底の浅い手合には格好の書物である。でもまぁ…居酒屋でこんな話をできる

    0
    2022年12月13日

    Posted by ブクログ

    「国民国家は国民全員が愉快に暮らしていくことを継続していくことのみを目的とする」という一行の信念の元、あらゆる論旨が展開される。全くブレがない。ゆえにTTPには反対、護憲という立場を貫く。この一点において蒙が啓く。賛同するかしないかは別で、真摯に伝えることを心得る筆者の文章は他の評論家には出来ない芸

    0
    2017年09月13日

    Posted by ブクログ

     先日読んだ『呪いの時代』はどうもいまいちな感じを多く受けたのだが、この本はとても面白かった。
     いろいろな短い文章を集めたもので、時期的には、震災以後・野田政権から安倍政権、維新の会の台頭といった期間にわたっている。
    安倍政権に関して触れているのは最初の方に収められた 数編だけで、まだ特定秘密保護

    0
    2014年07月21日

    Posted by ブクログ

    今の日本はどこへ向かって行くのか、を考えていた時に出会った一冊。
    タイトル通り、憂う一冊ではあるが要所要所に希望も見出せる。

    頼るべきものはお金ではなくて、という最終章?の文章をよんで胸にストンと落ちた。

    2014.07.17

    0
    2014年07月17日

    Posted by ブクログ

    行政において費用削減のみを追求するなら、究極アメリカの五十一番目の州になれば良い、というぶつけ方から公民意識の在り方を模索し、神託と憲法のあり方、大阪市の市長のこと、教育のあり方など、まさに「そんなこと書いたら干されちゃうんじゃないの」を書くところから始めることに徹するタッツン渾身のストロングスタイ

    0
    2014年06月18日

    Posted by ブクログ

    今の日本社会に対する考え方がするすると整理されていく。
    加えて、教育現場で励む人たちへの温かいエールも。

    0
    2014年03月03日

    Posted by ブクログ

    吉田兼好さんって人は
    きっと こんな風に 世の中を
    見たり 聞いたり 感じたり 考えたり
    していたのだろうなぁ
    と (内田樹さんの本を読むたびに、前々から思っていたいたことですが)
    今回 更に 強く思いました。

    ここに取り上げられた「お題」は
    どれもこれも「今」のことであり
    「これまで」のことが「

    0
    2014年03月02日

    Posted by ブクログ

    久々発見、内田さんの本。
    ちょっと大きめの本屋さんでじっくり本棚漁る時間は至高ですが、収穫があるとなおよしですね。

    「憂国論」というタイトルそのままに、現代日本の様々な問題を独特の視点から掘り下げて意見を述べている本です。
    特に強い口調で何度も述べられているのが以下の3点。

    ・国家のことを考える

    0
    2014年01月03日

    Posted by ブクログ

    読み進めるたびに目からうろこ。
    いかに経済的な利得に頭が凝り固まっていたのかということに気付かされました。

    0
    2013年12月08日

    Posted by ブクログ

    面白い。著者のブログから『政治ネタ』を拾って
    本にした内容なのですが。
    行き過ぎた市場主義。グローバル化。贈与経済。廃県置藩
    橋下・維新の会批判。教育行政批判等々。
    いいようによっては屁理屈とそん色がないほどの論理と
    本質によるキレッキレの批判論評。憂国からくる提案もそれも秀逸。
    アンサングヒーロー

    0
    2013年11月19日

街場の憂国論 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

内田樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す