国鉄/JR 列車編成の謎を解く 編成から見た鉄道の不思議と疑問

国鉄/JR 列車編成の謎を解く 編成から見た鉄道の不思議と疑問

770円 (税込)

3pt

3.7

新幹線はなぜ16両になったのか? 食堂車の「食堂」以外の大事な役割とは? 冷房装置があるのに冷房が効かないのはなぜ?
列車とは、1両1両の車両がつながって編成を組んでいるわけだが、それには一定の法則があり、鉄道のシステムやサービス、車両のメカニズムはもちろんのこと、社会状況や風俗、地域性などと密接な関わり合いを持っている。たとえば、かつて国鉄の列車に1等、2等、3等という等級があったのは、階級意識が現在よりも強かったことの現われであり、列車編成を組む上で最重要のファクターとなっていた。
本書は、かつての国鉄~JRに至る鉄道の歴史を概観しながら、列車編成を組む際に考えられていた基本的なルールや法則、系列ごとの編成の組み方などを、さまざまな事情と理由を、豊富な実例とともに解きあかす。

佐藤正樹(さとうまさき)
1960年北海道生まれ。月刊「鉄道ダイヤ情報」編集部を経て、1996年から札幌市でフリーランスのライターとして活動中。交通新聞社刊「鉄道ダイヤ情報」「旅の手帖」の他、デアゴスティーニ刊「週刊鉄道データファイル」、宝島社刊「宝島MOOK 昭和と国鉄が甦る! 鉄道映画名作DVD BOOK」など執筆多数。近年では、任天堂DSソフト「鉄道検定DS」、auの携帯電話コンテンツ「クイズ鉄道王決定戦」の出題も担当。

※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。

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国鉄/JR 列車編成の謎を解く 編成から見た鉄道の不思議と疑問 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    気動車急行にビュフェが無いのは納得。短編成だからやむを得ないとは言え、急行だいせん、しらゆきあたりにビュフェがあったら良かったのにな。
    824普通列車の混雑率の表、及び現在の列車との編成比較は興味深い
    客車の牽引定数も興味深い。急行津軽が牽引定数ギリギリのところで相応の機関車に牽引されていたのが面白

    0
    2022年07月30日

    Posted by ブクログ

    謎解きだったかは疑問だが、日本の鉄道史(国鉄・JR)を通じて車両の構造から編成までを知ることができた。客車のグレードが昭和35年を境として3等級制から2等級制になったことは初めて知った。宮脇氏の著書で2等車=現在のグリーン車という記述があったことが頭にあったので、序盤の1等車=グリーン車という記述に

    0
    2017年08月19日

    Posted by ブクログ

    主に国鉄時代の列車編成から、どういう観点から編成が作られていたかを分かりやすく解説している。食堂車やグリーン車の位置の決め方はなるほどと思えたし、電車・客車・気動車という種類の異なる車両を混合して作られた編成の苦心点なども面白かった。また、なぜ首都圏のグリーン車が1列車2両であるのか、オール2階建て

    0
    2011年06月08日

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