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長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。さらには凶刃に襲われて! 相棒の竹花刑事は異変を察知し、御子柴のもとに駆けつけるが……。御子柴くんの身に危険と大きな変化がおとずれる、スイーツ&ビターなミステリー第二弾!
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Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。軽妙でユーモラスで、ちょっとブラックなミステリ短編集。有能なのになぜか不幸な御子柴くんの活躍が楽しいです。そして各地の銘菓が登場するのもいろいろ美味しそうで、気になりました。 お気に入りは「御子柴くんの災難」。のっけからこれはあまりに酷い! 次々お手柄を上げていくのに褒めてもらえず、...続きを読むしかもこの扱い! 葉村晶ばりの災難には絶句するしかありませんでした。でもなぜか笑えちゃうんだよなあ……。まあ、さすがに主役だからここでは死なないだろうし(笑)。 「火の国から来た男」も面白かった。それぞれの事件が意外な点から繋がっていくのが実に見事。そして笑いの要素もありながら、ラストのぞくりとさせられる部分もまた印象的でした。
前作から3年が過ぎた。長野県警から警視庁のパイプ役として捜査共助課に出向させられた御子柴くん。小林警部補も半年前に定年退職した事だし、いよいよ一人前になったと、私が思った途端に彼は凶刃に襲われる。著者はよっぽど主人公を痛い目に遭わせるのが好きらしい。何故彼がそんな目に遭ったのか。その伏線を張って広げ...続きを読むて解きほぐしたのが第一話で、なおかつこの文庫本の「遠距離バディ」の始まりになる。いやあ、このさりげない犯人の悪意が若竹七海の特徴で、「でもやっぱり御子柴くんのように誠実に生きる方が、多分寝覚は良いよね」と思わせてくれる。 刑事の仕事っていうのは、仮説を立てて、足を運んで立証しようとして、それが潰れて、そこから生まれた事実からさらに仮説を立てて、更に潰れて、って言う繰り返しなんだな、ということもよくわかる。 この文庫本発刊から更に3年が経った。新しい相棒の竹花刑事とのドラマがまた刊行されてもおかしくはない。一つお願いするなら、このコロナ騒ぎで、詐欺から始まる殺人事件を一つ解決して刊行してくれないかな。
冒頭から大怪我ではらはらしたけどそれが原因で長野に帰った御子柴君と東京にいるままの相棒の竹花君がそれぞれの地で起きる事件を解決していく6つの短編集。無関係と思われる小さないざこざが後で全部繋がっていくので読み返し必須。あー、そうだったと何回思ったか。東京と長野で協力する機会なんて…と思っていたらまた...続きを読むうまく繋がるんだこれ。しかし皆、甘味好き過ぎる!見事に賄賂になっていてにやり。
御子柴くんが冒頭でとんでもないことになりますが、そのかいあって、長野県警に戻ります。体調や体力が復活するごとに色んな事件に出会います。 根っからの事件引き寄せ体質なんですね〜。 飄々とした話の流れがなかなか面白い。
痛快。爽快。テンポよく事件が連鎖して解決していく。遠距離バディとはよくいったもので、あちらとこちらを結んで呼応しあって、離れていても繋がって。 知ってる地域もたくさん出てきて、甘味も美味しそうで、お腹も空いてくる!
御子柴がひどい目にあって驚く。バディの竹花と勤務地は離れても事件がいろいろ繋がっていて、相変わらずあれよあれよといううちに関係者が増え犯罪の発覚も増え犯人も見つかる。誰が誰だかわからなくなりつつもテンポが良いので読んでいると楽しい。
長野、東京、さらに他の地方都市で発生した事件が複雑に絡んで、 最後には…。警視庁捜査共助課から長野に戻った御子柴くん、 でも、根っこは相変わらず刑事です。 犯人が名乗り出たり、あるいは犯人を突き止めたりで、 刑事として「持って」いそうなのに、ツイていないように見えるのは、女探偵、葉山シリーズ...続きを読むと同じ匂いがする。 これでもか、これでもかと不幸や災難が連鎖し、 悪態をつきながら(これは葉山の場合。御子柴くんは つきません)事件の渦中に飛び込んでいく。 えらい、えらいと肩を叩きたくなる。 長野県警から警視庁の捜査共助課に出向し、 がんばっている御子柴くんシリーズの第二弾。 年末の仕事納めの前に、事件のあれやこれやを押し付けられ、相棒の竹花と走り回る。 一つ片付いたと思ったらまた一つ。 なかなか、仕事をおさめられない。 貧乏くじを引くタイプっているのね。 で、最後の最後で大きな不幸に見舞われてしまう。 と、これが第一話。 一話で大きなケガを負った御子柴くんは長野に戻され、 長野県警千曲川署の地域生活安全情報センターのセンター長という役職につくことに。 都内、長野、あるいは熊本と、あちこちで発生していた事件が、御子柴は長野で、竹花が東京で動くにつれ、 徐々に繋がりが明らかになり、集束し、一挙解決となる。 数カ所で事件が発生するので、当然、登場人物も増えて、 読んでいるうちに、こいつって誰だっけ、なんて、 ときどき迷子になることもあるけど、ああ~、こうなっていたのね、と、ジグソーパズルの仕上がった感を味わえる。 竹花がメインキャラで活躍し、御子柴くんが脇役になるストーリーもあるが、決して物足りなさを感じない。 ところで、御子柴くんのバディといったら、 てっきり小林警部補のことかと楽しみにしていたら、 いつのまにか、退職していたのネ。 ちょっと、それが、残念。
御子柴くんシリーズ第二作。 いきなりの受難で異動。『遠距離』って、御子柴くんが『遠距離』になるということだった。 新バディの竹花くんと御子柴くん、それぞれが様々な制約の中で捜査している事件が最後に上手く繋がるのが気持ち良い。 文章はソフトなのにちょくちょく毒を入れてくるのも若竹さんらしい。 それにし...続きを読むてもあとがきにある通り、若竹さんはお気に入りのキャラを窮地に陥れるのが好きなのか? 御子柴くんシリーズはまだ続くのか?
御子柴くんと竹花刑事、わずかに甘味を添えた短編集。全体的にまるで美味しいコーヒーのような深い味わい。凝縮されているせいか展開が早く、一気読みおすすめ。あっちの話がこっちにつながったり、ところどころにあるユーモアあり、うまく描いてるけれど、葉村シリーズの方が好きかな。御子柴くんとかキャラがどうも薄い感...続きを読むじ。あとは、パン好きな私としては、上田のルヴァン! パンは間違いなく美味しいが、杏子ジャムとクリームチーズでこの世で一番うまいと思うとのことで、今度行った時にトライだ。相性がいいのは間違いないでしょうが。そんなことでもちろん楽しめた一冊でした。
御子柴君はスイーツからちょっと離れて、葉村晶みたいな受難キャラになったようだ。前作の結構ビターな味わいは意外だったけど、慣れたのか、今回はさほどの苦さは感じなかった。横柄な上司の出番が減ったのも良い感じ。短篇一作一作が凝っていて、しっかり楽しめる。まだまだ続きが読みたいです。
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御子柴くんと遠距離バディ
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