ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件〔下〕
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ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件〔下〕

990円 (税込)

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3.7

平成元年・東京、編集者が不可解な投身自殺を計る。昭和十三年・満州、〈宿命城〉へ向かう一団は行く先々で奇怪な事件に遭遇する。そして編集者の妻は五十年を隔てた時空を夫を求めて行き来することに……本格ミステリのあらゆるガジェットを投入した日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞受賞作。

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ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件 のシリーズ作品

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  • ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件〔上〕
    990円 (税込)
    平成元年、東京。編集者の萩原祐介はビルの屋上から投身、しばらく空中を浮遊してから墜落死した。昭和13年、満州。奉納オペラ『魔笛』を撮影すべく“宿命城”へ向かう善知鳥良一ら一団は、行く先々で“探偵小説”もどきの奇怪な殺人事件に遭遇する。そして50年を隔てた時空を祐介の妻・桐子は亡き夫を求めて行き来する……執筆3年、本格推理のあらゆるガジェットを投入した壮大な構想の全体ミステリ。
  • ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件〔下〕
    990円 (税込)
    平成元年・東京、編集者が不可解な投身自殺を計る。昭和十三年・満州、〈宿命城〉へ向かう一団は行く先々で奇怪な事件に遭遇する。そして編集者の妻は五十年を隔てた時空を夫を求めて行き来することに……本格ミステリのあらゆるガジェットを投入した日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞受賞作。

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ミステリ・オペラ 宿命城殺人事件〔下〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    長いミステリが読みたい!!!と思い立ってしまった時にたまたま目についたこの上下巻


    ながーいと言えば、読むのに時間がかかってしまった『薔薇の名前』
    いつまでも事件が起こらなかった『暗黒館』
    何故読んだ御大


    ぱっと浮かぶ超大作はこんな感じなのですが、たまに読みたくなるのですよね。このながーいミス

    0
    2018年06月14日

    Posted by ブクログ

    文庫本上下合わせて1,163ページと言う大作。
    かつ、時代・場所が50年前の満州と現在の日本だし、殺人事件も多いし、登場人物も多いし、伏線も多いしで、中身もかなり濃い。
    しかも、読みだすとかなり引き込まれてしまうので、読後は非常に疲れてしまいます。
    これから読まれる方は、こころして読んで下さい。

    0
    2013年07月11日

    Posted by ブクログ

    このラストは評価分かれるだろうなあというのが第一の感想。とはいえ"昭和"への鎮魂歌ともいうべき壮大なオペラであるのなら、これくらい恣意的である意味"甘い"結末でもむべなるかな。「それはお伽噺だ」と言いかける古海を遮り、強い口調で黙が言う「これは探偵小説なのです

    0
    2012年08月18日

    Posted by ブクログ

    ひさびさにずっしりした本読んだわー満足!
    メタ推理小説的ではあるんですが、「虚無への供物」みたいに投げっぱなしじゃなくて、辻褄はしっかりあってた。
    小栗虫太郎みたいな登場人物でてくるだけあって、小栗的な、非現実なトリックが多用されてるんですが、それが許される空気はしっかりできてんじゃないでしょうか。

    0
    2011年07月08日

    Posted by ブクログ

    上下巻を通した感想。
    書かれたかもしれない探偵小説というのはなかなか魅力的だし、壮大な謎も多い。こんな膨大な要素をひとつの結末に収斂させる手腕には感激するが、数々の謎に対する解決がよくいえば合理的、わるくいえば謎自体の壮大さと次元の異なるような現実的な陳腐さがあるように感じた。
    あと旧仮名遣いのわり

    0
    2018年06月27日

    Posted by ブクログ

    探偵小説『宿命城殺人事件』の列帖装本と、善知鳥良一の手記とおぼしき折本には、50年の時空を隔てた世界をつなぐ昭和13年の不可解な出来事が綴られていた……。”この世には探偵小説でしか語れない真実というものがあるのも、また真実であるんだぜ”──人間消失、列車消失、三重密室、ダイイング・メッセージ、暗号、

    0
    2009年10月04日

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