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下司だ、覗き見趣味だと言われようと、文学者の異性関係を知るのは楽しい。彼らが当時の姦通罪に怯え、世間の猛バッシングに耐えながらも不義を重ねたり、人間の痴愚や欲望丸出しで恋愛し、破滅と蘇生を繰り返し、それを作品にまで昇華させるタフさに畏怖すら覚える。小説はモデルなど詮索せず、文章だけを虚心坦懐に読めと言う人もいるけれど、そんなつまらない味わい方はしたくない――。森鴎外から太宰治、芥川龍之介、谷崎潤一郎ほかスター作家62名の赤裸々な性愛の記録。日本文学の真髄と、生の根源がここに。
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Posted by ブクログ
各作家たちの恋愛遍歴は ほぼ4ページくらいで さっとまとめられていますので 簡単に恋愛模様の 概要を知ることができます どの作家も なかなかの暴れっぷりですね そして嬉しいのが 作家たちの写真もちゃんと載ってる それも 恋愛を大いにしたころ 若いころの写真を載せてあるんですね ...続きを読むほほぅ 若いころ こんなに男前だったら モテるわなぁ とエピソードを読みながら 感心できます
本の帯がちょっと嫌ですが読んでみたらそんな下ネタの本ではないですw 文豪と言っても普通の人間と変わりないので女性問題は色々あるでしょう。
小谷野敦 著「文豪の女遍歴」、2017.9発行。文豪・・・、美男美女、天才秀才が勢揃いですね。幕末生まれから昭和初期生まれまでの文豪62人の愛と恋について、簡潔明瞭にまとめられています。愛と恋のない人生は考えられませんね。男女間の話はともあれw、私は、島崎藤村、芥川龍之介、堀辰雄、三島由紀夫の作品が...続きを読む好きです。
高名な小説家のスキャンダルが下世話でよかったのだが、作品についてとてもあっさりと評価を下しているところもよかった。有名なだけで実際読んでも全く面白くない上に、読んでないことでなんだか後ろめたいような気持ちを抱き続けてしまうことがあり、このように言ってもらえると助かる。
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文豪の女遍歴
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