最良の嘘の最後のひと言

最良の嘘の最後のひと言

641円 (税込)

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検索エンジンとSNSで世界的な成功を収めた企業・ハルウィンには、超能力研究の噂があった。それを受け、ハルウィンはジョーク企画として「4月1日に年収8000万で超能力者をひとり採用する」という告知を出す。そして審査を経て、自称超能力者の7名が3月31日の夜に街中で行われる最終試験に臨むことに。ある目的のために参加した大学生・市倉は、同じ参加者の日比野という少女と組み、1通しかない採用通知書を奪うため、策略を駆使して騙し合いに挑む。『いなくなれ、群青』、〈サクラダリセット〉の著者が贈る、ノンストップ・ミステリ。/解説=大森望

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最良の嘘の最後のひと言 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年08月30日

    最良の嘘とは何なのか。
    その嘘にあなたはなんて答える?

    読み終わった後の満足感は、言葉にできないほど。
    河野さんの小説で一番好きな作品。

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    Posted by ブクログ 2017年04月08日

    世界的に有名なIT系大企業ハルウィンが出した、たった一名分の求人告知の内容は、「年収8000万円で65歳までの雇用を約束。ただし応募条件は超能力者であること」。
    数多の応募者から審査を経て残った7名の「超能力者」たちが、社員の椅子をかけてコン・ゲーム形式の最終試験に臨みます。

    超能力者同士の争いと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月11日

    想像していたものとは違っていたけど、徹頭徹尾嘘まみれで最後のネタばらしが爽快だった。
    情報量的に(自分自身で)推理できる話ではないので、ミステリではないことを念頭に楽しむことがおすすめ。

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    Posted by ブクログ 2018年10月17日

    『鋼鉄都市』のSFミステリを思い出させるような
    超能力者同士のMF(マジックフィクション?)ミステリ
    『ジ・エンターテイナー』のリズムでさくっと読める一冊
    『サクラダリセット』もそうだったけれど
    よくぞこの設定で破綻なくミステリ仕立てに出来るものだと感心する
    ただライトノベルだった『サクラダ』と比べ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月24日

    超能力者のだましあい。
    舞台設定も含め、一捻りした展開と、隠されたキバの強さに終始驚かされた

    だましあいのような頭脳戦が好きだが、特にSF的な要素があるのは面白い

    作中、最良の嘘とは?という問いかけがある。
    嘘にもいい嘘と悪い嘘があるなんていうが、「いい嘘」のルールが分かると、少し生きやすくなる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月05日

    企業が超能力者を求めてる。ただし雇い入れるのは1名。自称超能力者によるバトルロイヤルが始まる。
    もっとブラフによるウソつきゲームかと思ったら思ったよりホンモノの超能力者という設定。それでも騙されるのが気持ち良いストーリー。

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    Posted by ブクログ 2017年06月17日

    河野裕さんらしいミステリでした。まんまと最後まで騙されました。人によって持っている情報量が違うから読者はさらに騙される。嘘がたくさん、言葉で翻弄されます。超能力系だから派手なバトルなどを想像しますがそういう展開にしないところが好きです。ヒントがたくさん散りばめられているけどそれに気づくのは難しい。サ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月31日

    かなり複雑なストーリーだった。登場人物がほとんど本当のことを言ってない。まさにコンゲーム。誰が誰を騙しているのか、整理した上でもう一回読みたい。

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    Posted by ブクログ 2017年04月25日

    超能力者たちの鬼ごっこ。   
    嘘つきたちの騙し合い。   
    7人の群像劇。   
    あれも嘘でこれも嘘でそれも嘘。   
    そして超能力バトル!   
    やっぱり超能力があると幅が広がるなぁ。
    裏の裏の裏の裏は裏。    

    最良の嘘の最後の一言は、『ありがとう』。

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    Posted by ブクログ 2017年04月02日

    【収録作品】幕が上がれば演じ続けろ/嘘つきたちは夜の街を走る/最良の嘘について/物語は舞台裏で決まる/ふたりの関係/最後の言葉に至るまで 
     「超能力者」という設定はファンタジーなのだが、その真偽も含めてのコン・ゲームで、面白い。

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