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日々の生活の中でたまった鬱をいかに散ずるか。人間永遠の問題を描いた快作、『バイ貝』は続いていた! 貧困にあっても希望はある。友達を呼んでホームパーティをやりたい! そんなささやかな願いを叶えるべく、俺は『珍妙な峠』を歩くが……。超言語激烈文芸作品。
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Posted by ブクログ
読んでいるとどこかに移動した感があるけれど、結局どこにも行っておらず、ならば居心地良く滞在しようと工夫するものの、一向に居心地良く身がおさまらず。毎日に困難が多い。話のあちこちで、同じシーンに出くわしたことがあると思わせる他人事ではない読後感です。
金がなくなり歳末の濁流に押し流され珍妙な峠を彷徨うこととなった主人公。珍妙な峠では、金を払って何かしようと思った瞬間、まるでこちらの頭の中を覗き込んだように、それを商う店が現れる。どこからともなくお金が現れ、お金というくびきからは解放されたが、煩悩という心のくびきに支配され始める。東の空にはどす黒い...続きを読む雲がかかっており、その雲から逃れるように西へ西へとひた走るも、決して越えることができないのが珍妙な峠。最終的にいきついた果てが個人の意識を変容させること。表面的なものに惑わされない確かな目と確かな心の大切さをしみじみと実感させられた。
今、まさしく炊飯器を購入するか悩んでいる折、壱万円程度のものから拾万円のものまでありその違いは何なのかわからずに購入に踏み切れずにおり、そしてホームベーカリーに至ってはすでになくてはならぬ家電になっているので、うまい具合に焼ける遣り方を伝授してやりたくもあり、はたまた自宅リホームもあれやこれやと思い...続きを読む至ること多く、さすが町田先生、私のツボをしっかり押さえて離さない、のではあるけど、最近物語の最後に必ず訳のわからない疾走をするのには、先生の心中を察して切なくなるのですが、あまり突飛過ぎて好のみではないので、もちっとキレイにならんものか
自由に書いてるなあ。ちょっと長くて疲れたが。 (2021/01/01)気付かず再読していた。感想はほぼ同じ。
バイ貝の続き。2冊続けて読むのはちょっとつらかった。おもしろくてもつらい。バイ貝の方がおもしろく読めたな。
これバイ貝の続編なんか。バイ貝読んでないわ。 マックブックまでのくだりと、最後家をDIYしだしてからラストまでのたたみかけるとこがよかった。特に最後は町田康の雰囲気めっちゃ出てた。 パソコンピューだのパーソナルコンピだの響きのよい(?)ことばをぶちこんでくるし、町の喩えなども素晴らしいです。ほんとに...続きを読むいつ何を読んでもことばの組み合わせが凄まじい。
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