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会社は大きいほうがいいなんて幻想だ。高価な広告、営業部隊、オフィス、いや、会議も事業計画もいらない。小さな所帯で、シンプルに、迅速に、臨機応変に。世界的スタートアップ、ベースキャンプの創業者とカリスマ開発者が、インターネット時代の仕事術を伝授するビジネス書の新スタンダード。イラスト収録版。
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Posted by ブクログ
ビジネスの常識なんてウソっぱちだ。会社を成功させるのに、事業拡大も、派手な広告も、会議も、徹夜も、長期計画も、オフィスも必要ない。 少人数でシンプルに、臨機応変に―自分流のやり方を作り上げながら僕たちは成長してきた。 世界的ソフトウェア開発会社「37シグナルズ(現・ベースキャンプ)」の創業者と開発者...続きを読むが、成功をつかむための常識破りな手法を伝授する。 <サマリ> ・「何かやりたいことがあるが時間がない、タイミングが悪いからできない」という言い訳はしない 完璧なタイミングなんてものは絶対にやってこない(忙しかったり、若すぎたり、年を取り過ぎたり、金が無かったり.etc) まず興味関心が薄れないうちに30分でも1時間でも行動してみること。 少しやれば、「それが本当にやりたかったことなのか」「そう思っていたが実はそうでもなかったのか」すぐわかる。 もしうまくいかなくても、その30分、1時間を浪費した以外のリスクは何もなく、失うものなどほとんどない。 何もしなければ、今日も明日も明後日も1年後も現状維持で代わり映えしない毎日が続くだけである。 comment:個人的には「言い訳はしてもいいが、1回言い訳した上で、でももし言い訳しないとしたら○○」みたいな考え方もありかと。 ・制約を受け入れ、制約の中でどうするか知恵を絞ってやりくりする ・大枠が決まる前にディテールを気にし過ぎない。 大枠が変更になればわざわざ時間をかけて決めたディテール内容がちゃぶ台返しされて無駄になるため。 ・多くの場合、決断を先延ばしにしても結論は同じことが多い。 不確定要素が多い世の中で完璧な答えはない。明日決断しても今日決断しても同じなら今日決断していくべき。 決断の積み重ねが仕事の勢いを生み、加えてモチベーションUPにも貢献していく。 ・「何をやるかを決める」ことよりも、「やらないことを決める」ことのほうが重要 何故やる必要があるのか? それをすることでどういった問題を解決することにつながるのか? それをすることでどういった価値を上乗せできるのか? もっと簡単にできる方法はないのか? 仮に既に多くの時間/労力を使っていたとしても、必要ないと判断したらストップする勇気が必要 ・マイルストーンを置くことで今日やるべきことを具体化する 4ヶ月のPJ⇒1ヶ月ごとのマイルストーン⇒1週間ごとのマイルストーン⇒今日のやるべきこと ・多すぎるTODOリストはいつまでたっても終わらないので、小分類などでリストを小さくする。 1個のリストに100件ではなく、10個のリストを10件ずつ用意する。 そうすると1タスク終わったら進捗10%完了なので以外となんとかなるかもと感じることができる。 あと99個ある、とかだとそのうちリスト自体を「終わらないからもう見たくない」ということになりかねない。 ・顧客の声を書き留めない。なぜなら本当に改善してほしい事象なら、何度でも繰り返し顧客から言ってくるから。 comment:ちょっと極端かなという気もしましたが、面白い考え方だなと個人的には思いました。 ・過ちへの対応は自分で引き受ける 臭いものに蓋をしてもそのうちバレるし隠し通せない。 ミスがあったなら潔く失敗を認め、状況報告し、顧客のためにどうリカバリするか考え対応すること。
自分が困っていることを解決するものを作る 重要なのはアイデアではなく行動 必要なことは思ったより少ない、より最小の行動で実現できないか 身軽でいること、少ないことは良いこと シンプルな言葉を使い、シンプルなサービス機能にする やることを減らす、何が本当に重要か p212 雇うべき人というのは、ゼロか...続きを読むらプロジェクトを立ち上げてやり遂げられるような人
ビジネスの常識を見直し、本質を考えさせられるいい本でした。本当にビジネスを推進するには新しい考え方が必要。特に日本の会社は成長するために新しい考え方が必要だと思う。
私が欲しいもの、サービスを作る。 自分自身の問題を解決する。 「芯」を見つける。 面倒くさいを少なく。 どのように顧客と利益を増やしていくのか。 マーケティングは日々やってること全て。 ビジネスの全面に関わる。 自分をマネジメントする。 責任を認めて謝る。 『一夜にして成功はない』
Tipsが細かく分かれててちょっとした隙間時間にすらすら読みやすい。 内容も短くシンプルなのに、なるほど、と思うこと多く、自分の今の仕事に照らして学びを得たり、理想の仕事の仕方をイメージしたり刺激になった。 なにか詰まった時に何度も読み直しすことで仕事に向かう心が整う気がした。
"ソフトウェア会社を立ち上げた経験のある筆者が、ビジネス哲学を語った本。 ユニークなイラストが随所にはめ込まれている。 コンセプトをうまく表現しているイラストばかり。 共感するところもあり、違うと思えることもあり、社会に貢献できるビジネスに本気で取り組みたい人すべてに捧げる本。"
あまり新しい事を書いているという訳ではないが、大切な事をうまくコンパクトにまとめている点で良書である。
ビジネス書ではありますが、ショートな文章で構成されている。流行りの言い方だと、まとめ記事(笑) 経験者の話であり、中身は充実していて、自らの事に振り返ってみると、いろいろと気付かされます。
邦題『小さなチーム、大きな仕事』ということで小さなチームで大きな仕事に取り組むことについてヒントが得られればと思って購入したが原題は『Rework』とある通り、求めていたテーマとは違った。具体的なチームビルディングの本ではなく自己啓発的な内容だった。
感想 本書では、小さい組織で経営することのメリットが述べられており、自身が抱いていた企業の規模感=製品の質の高さor待遇の良さという図式が覆された。私自身、大きめな中小企業に勤めているのだが、普段感じていた無駄な仕事の多さやルールの多さ、仕事の品質の平凡さ(だが知名度により買い手がつく)が、組織の無...続きを読む駄な規模の大きさより生じていたことだと気付かされ良い学びとなった。 [薦める人] これから会社経営をしようとしている人にとって、本書は必読書と言っていい。ほとんどの人が抱いている「基本の会社経方法」のままだと、失敗する可能性が高そうだが、本書を読んだ今だと少しばかり上手く行きそうな気がするからである。逆に、組織の下っ端にいる人間が読むと、普段の仕事の効率の悪さに気付かされ、苛立ちを感じることが増えるかもしれない、、、 [印象に残った言葉] 「規模が大きい、会議の数が多い組織は、無駄な仕事を作ろうとする」←確かに細かく定められた役職名の人間は、できる仕事の幅が狭いだけでなく、暇なので仕事を増やし、やってる感をだしているのを感じた経験があった。 「計画は思い通りに行かない。その場その場で舵を切れる方が良いものを生み出せる」←いい仕事ができる人は計画を立てれる人だと思っていたが、計画に縛られるとよりいいものを作れる可能性を潰すという意味であるこの文から、計画への過度な信仰はやめようと思った。
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小さなチーム、大きな仕事 働き方の新スタンダード
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ジェイソン・フリード
デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン
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