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オフィスでの深夜残業、終わりのない会議、日曜午後の仕事メール、チャットの応酬……本気で成果を出したいなら、そんなものはみんないらない! 世界各国で支持され続けるソフトウェア開発会社ベースキャンプの経営者コンビが語る、シンプルで超真っ当な仕事論
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Posted by ブクログ
斬新。読む前は、不勉強で"ベースキャンプ"と言う会社を知らなかったが、読み終わって純粋に素敵な会社だと感じた。 以前に読んだネットフリックスの本(No Rules)でも感じたが、クリエイティブな思考をするために、無駄なルール、仕事を徹底的に排除する。それが、結果、よい仕事になると...続きを読む言う好循環になるんだなあと思った。 どれも非常に本質を突いていて本当に勉強になった。会社全体で一気に同じ事をするのは難しいかもしれないが、出来る所は、自分のチームから始めてみたい、そんな気にさせてくれた良書。
「仕事中毒は感染症」とか、「技術的には正しいが、現実的には間違っていることが多い」とか、ものすごく納得できる部分がたくさん盛り込まれた本でした。 また、決して、自分中心や、自分の企業中心の考え方ではなく、顧客を大切にしている姿勢にも、共感できる部分がたくさんありました。 こういう会社で働きたいで...続きを読むすね。 でも、現実的には、自分が働いている会社を、この会社のようにしていく、が、自分にとってやるべきことなんでしょうね。 ということで、がんばります。
表紙には穏やかな会社(カーム・カンパニー)、裏表紙にはその対極にある会社のt校長が列挙されており、もうそれを見ただけでお腹いっぱい(いい意味で)。こういう会社で働けたらなんて幸せだろうと思う反面、過去も含めて自分の周りを見渡してみると、現実は程遠い。こういう働き方は、業界や扱っている商品が限定される...続きを読むのかもしけれど、S/W業界なら可能だと思うのだけれど。「ふたつのトークンの選択」の説明は非常に納得がいった。 穏やかな会社(カーム・カンパニー):1日8時間労働、週40時間労働、たっぷりの自分の時間、快適なペースの日々、週末の仕事ゼロ、会議はまれ、せかされない、現実的な締め切り、即答は不要、時間をかけて検討、夜はぐっすり眠る、ありあまるほどの自主性、働く場所はどこでもOK。 ✕:週80時間労働、パンパンのスケジュール、超多忙、終わらない会議、あふれそうな受信メールボックス、非現実的な締め切り、不眠症、日曜午後の仕事メール、考える時間ゼロ、オフィスにカンヅメ、徹夜、チャットの嵐。
一週間の労働時間は40時間で充分。 個人としても参考とすべき事項が多かった。 便利になったチャット機能やカレンダー機能も有害な一面がある。開講時間を設けることでかなり効率化できそうに思う。
多くの会社はベースキャンプとは正反対の価値観かもしれないが、さまざまなヒントがあり少しは取り入れられるかもしれない。
・「あとで」はいい心掛けが死ぬ場所だ。 ・依存的なつながりは少ないほどいい ・何もしないのがいちばんいいときもある ・約束は借金みたいに膨れ上がり利子がつく ・穏やかでいたければ前を向いて進むしかない ・自己犠牲を示すリーダーはほかの人にも自己犠牲を求めてしまう ・職場であれ家庭であれ、人間は人間だ...続きを読む ・いい仕事をしたいと熱意を持っている優秀な人は、想像もつかないような見た目で見知らぬ土地からやってくるものだ ・非常識が常識になるのはあっという間だ
率直に、こんな会社で働きたいと思った。 自分は大企業に属しているので、組織として簡単に本著の考えを取り入れるのは難しい。 個人としては、すでに取り組んでいたものもあるが、新しく始めたいのは1日8時間を今まで以上に意識いて守るようにすること、メールの返事がこないことにイライラせずのんびりと進めるこ...続きを読むと、何もしない、足るを知るという選択肢を自分の中に持つこと、目標を持つのはやめることかな。 のんびり無理せずハッピーに、せっかく残された人生の時間を大事にしていきたい。
穏やかな会社(calm company)というのは、 傾聴すべきアイデアだと思った。 会社自体、システムを最大の商品と考え、 企業文化を重視する。 松下イズムやアメーバ経営など日本にも優れた企業文化は あったが、今の時代に適したものをまた作らなければならない。 信頼の電池、何もしないは最強の選択...続きを読む肢など、すぐにも 意識したいヒントも多数。 あれもこれも、ではなく、 十分な検討の上、「これだけをやる」という不退転の 強い決意が必要だと感じた。
「穏やかな会社になるというのは、 あなたがどういう人なのか、どんな人に製品を提供したいのか、誰にノーといいたいのかを決める ことだ。なんのために最適化するのかが大切だ。どのような選択をしたとしても、まちがいではない。ただ、優柔不断にひとつに決めずにいるのはよくない。」 日々、忙しさに流されたり、先...続きを読む々の心配から、何かある度にいらいらしてしまっている自分がいる。 頼み事を断ったりして、仕事での不利益を心配するあまり優柔不断になってしまっているのかと感じました。 この本ででてくる"穏やかさ"を実践していけるようにしよう。
ノーは精密機械で、外科医のメスで、焦点を絞ったレーザー。 イエスは鈍器で、棍棒で、無差別に何でも捕まえる漁師の網。 この本を読むまではどんな仕事も卒なくこなす人が有能だと思ってましたが、そのような人はただのイエスマンで自分の意思なく任された仕事をこなす能力が高い人なのかもしれません。 目標を立て、自...続きを読む分の進みたい道へレーザーの如く進んで行くことが大事でそのためにはノーと言える勇気が必要なんだと教えてもらいました。
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