村上海賊の娘(二)

村上海賊の娘(二)

649円 (税込)

3pt

天下統一に乗り出した織田信長が、大坂本願寺を攻め立てていた天正四年。一向宗の門徒たちは籠城を余儀なくされていた。海路からの支援を乞われた毛利家は、村上海賊に頼ろうとする。織田方では、泉州淡輪(せんしゅうたんのわ)の海賊、眞鍋家の若き当主、七五三兵衛(しめのひょうえ)が初の軍議に臨む。武辺者揃いの泉州侍たち。大地を揺るがす「南無阿弥陀仏」の大合唱。難波海で、景(きょう)が見たものは――。激突の第二巻。

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村上海賊の娘 のシリーズ作品

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1~4件目 / 4件
  • 村上海賊の娘(一)
    649円 (税込)
    時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊――。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景(きょう)だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦(かんぷ)で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く――。本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞! 木津川合戦の史実に基づく壮大な歴史巨編。
  • 村上海賊の娘(二)
    649円 (税込)
    天下統一に乗り出した織田信長が、大坂本願寺を攻め立てていた天正四年。一向宗の門徒たちは籠城を余儀なくされていた。海路からの支援を乞われた毛利家は、村上海賊に頼ろうとする。織田方では、泉州淡輪(せんしゅうたんのわ)の海賊、眞鍋家の若き当主、七五三兵衛(しめのひょうえ)が初の軍議に臨む。武辺者揃いの泉州侍たち。大地を揺るがす「南無阿弥陀仏」の大合唱。難波海で、景(きょう)が見たものは――。激突の第二巻。
  • 村上海賊の娘(三)
    693円 (税込)
    織田方の軍勢は木津砦に襲い掛かった。雑賀党一千の銃口が轟然と火を吹き、その猛攻を食い止める。本願寺門徒の反転攻勢を打ち砕いたのは、京より急襲した信長だった。封鎖された難波海へ、ついに姿を現す毛利家と村上家の大船団。村上海賊には、毛利も知らぬ恐るべき秘策があった。自らの家を保つため、非情に徹し、死力を尽くして戦う男たち。景(きょう)の咆哮が天に響く――。波瀾の第三巻。
  • 村上海賊の娘(四)
    693円 (税込)
    難波海での睨み合いが終わる時、夜陰に浮かび上がったわずか五十艘の船団。能島村上の姫、景(きょう)の初陣である。ここに木津川合戦の幕が切って落とされた! 煌めく白刃、上がる血飛沫。炸裂する村上海賊の秘術、焙烙玉。眞鍋家の船はたちまち炎に包まれる。門徒、海賊衆、泉州侍、そして景の運命は――。乱世を思うさまに生きる者たちの合戦描写が、読者の圧倒的な支持を得た完結編。

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村上海賊の娘(二) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大阪本願寺(顕如、鈴木孫一、下間頼龍、源爺、留吉)と織田方(眞鍋七五三兵衛、沼間義晴、松浦安太夫、寺田又右衛門、原田直政、織田信長)の戦いが始まりました。最初は織田方が木津砦を攻めたかと思えば鈴木孫一率いる一揆勢15000人が攻めてきて織田方の総大将原田直政が戦死。そして今度は本願寺側が天王寺砦を攻

    0
    2023年12月05日

    Posted by ブクログ

    ほとんど全編にわたって合戦シーンだったと思うが、臨場感がすごい。漫画とか映画をみているように絵が浮かぶ。
    戦況が目まぐるしく変わり、ピンチに陥ったり盛り返したりアツい絆を感じられたりと、キングダムを読んでいるときと同じ感覚。
    早く続編読みたい。

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    泉州の触頭である沼間義清ら率いる天王寺砦の兵は木津砦を抑えるために出陣するも、本願寺の鈴木孫市が率いる雑賀衆の鉄砲隊の援護により織田方総大将の原田直政が討たれる。一度は眞鍋七五三兵衞の猛進により反撃するが本願寺から1万5千の兵の追撃があり織田方の兵は天王寺砦に逃げ込むこととなる。天王寺砦を囲んだ本願

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    ついに泉州侍と本願寺の戦いが火蓋が切って落とされた。泉州侍の戦いぶりがかっこよくて、七五三兵衛と沼間義清には惚れました。本願寺側も孫市の活躍や大軍の進撃で…それにしてもこの時代も宗教の力たるは恐ろしいですね。信仰心の現れなんでしょうけど…辛くなります。

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    この巻では只々七五三兵衛と義清の漢らしさと信長の大きさしか現れない。
    景は只の脇役でしかなかった。
    景はまだ未熟な小娘であり、戦を華やかなモノとしてしか捉えていなかった。
    これからの展開、景は戦の現実を目の当たりにするのだろうな。

    0
    2023年05月10日

    Posted by ブクログ

    まだ、話の中盤だからこの先どうなるがわかりませんが、とにかく、
    漢っぷりがカッコ良すぎる。

    豪快で筋の通った登場人物達に心奪われます。

    実際問題、筋の通った生き方は難しいからなぁ。

    0
    2021年12月21日

    Posted by ブクログ

    戦いの中で目的達成のために大所高所を考えながらのリーダーの取るべき行動が興味深く、勉強になります。素早い判断、軍勢の勢い、前向きなムード作り、統率のとれた体制、作戦、次の一手等の信長、孫市、頼龍、義清、七五三兵衛の判断が戦の勝敗に繋がっている。それぞれのリーダーの力量かさらに出て来るであろう3巻が楽

    0
    2021年10月27日

    Posted by ブクログ

    景が初めての戦を見た時にげん爺や留吉を助けにいくシーンがかっこよかった。勇気のいる行動であったのですごいと思った。また、雑賀孫市も敵の総大将を討ち取っていて、かっこよかった。これから景も戦で活躍するのかな?

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

     信長軍と一向宗門徒の激突を描いた第2巻。遂に、総大将織田信長登場。
     景が瀬戸内から安芸門徒を連れて難波に入り、信長に加勢する泉州淡輪の海賊である眞鍋家の若き当主七五三兵衛と出会う。そこで突如始まった始まった信長軍と門徒の衝突。難波で世話になっている眞鍋家ら泉州海賊と景自らが連れてきた安芸門徒らが

    0
    2020年05月04日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    マンガライクなエンターテイメントストーリ!
    本屋大賞、吉川英治文学新人賞ダブル受賞
    毛利家と織田家の第一次木津川口の戦いを下地にした物語

    第2巻では木津砦、天王寺砦での合戦が描かれます
    本願寺門徒達に対して、七五三兵衛をはじめとする泉州侍たち織田方
    雑賀党の銃口が織田方の猛攻を食い止

    0
    2019年10月06日

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