ローマ亡き後の地中海世界(上)

ローマ亡き後の地中海世界(上)

1,309円 (税込)

6pt

476年、西ローマ帝国が滅び、地中海は群雄割拠の時代に入る。「右手に剣、左手にコーラン」と、拉致、略奪を繰り返すサラセン人の海賊たち。その蛮行にキリスト教国は震え上がる。拉致された人々を救出するための修道会や騎士団も生まれ、熾烈な攻防が展開される。『ローマ人の物語』の続編というべき歴史巨編の傑作。※当電子版は単行本上巻(新潮文庫第1巻、第2巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。

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  • ローマ亡き後の地中海世界(上)
    1,309円 (税込)
    476年、西ローマ帝国が滅び、地中海は群雄割拠の時代に入る。「右手に剣、左手にコーラン」と、拉致、略奪を繰り返すサラセン人の海賊たち。その蛮行にキリスト教国は震え上がる。拉致された人々を救出するための修道会や騎士団も生まれ、熾烈な攻防が展開される。『ローマ人の物語』の続編というべき歴史巨編の傑作。※当電子版は単行本上巻(新潮文庫第1巻、第2巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。
  • ローマ亡き後の地中海世界(下)
    1,386円 (税込)
    コンスタンティノープルを陥落させ、トルコは西欧への攻勢を強めるばかりだった。イスラムの海賊の頭目「赤ひげ」は、ついにトルコ海軍総司令官に昇り詰める。迎え撃つは、キリスト教国連合軍の名将、アンドレア・ドーリア。周辺各国のパワーゲームも熾烈を極める中、この両巨頭の攻防の行方は? 劇的に描き出される完結編。※当電子版は単行本下巻(新潮文庫第3巻、第4巻)と同じ内容です。地図・年表なども含みます。

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ローマ亡き後の地中海世界(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あいかわらずの塩野節で、飽きさせない一品。
    イスラムの海賊がキリスト教徒に対してどう対したかがよく分かった。ジハードとグエッラ・サンタ、どちらも聖戦と訳すのだなと妙に納得した。トルコがEU加盟を望んでいるが、この本を読んでしまうと、イスラム色を一掃できない限りトルコのEU加盟は無理と思ってしまう。

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

    【穏やかかつ波高く】地中海を視点の中心に据え,東西に目配せをしながら中世という激動の時代を切り取った作品。秩序が崩壊した世界における歴史ドラマを描き出して行きます。著者は,『ローマ人の物語』等の名作を数々世に送り出している塩野七生。


    地理的にも空間的にも隔てられた世界に関する歴史書でありながら,

    0
    2018年01月31日

    Posted by ブクログ

    塩野七生女子にしてはマイナーなテーマを選んでいる。

    地中海でイスラムの海賊が長年にわたって荒らしまわって、その勢いはイタリア占領の一歩手前まで行ったことを知らなかった。

    知っているのは、トゥール・ポワティエの戦いでキリスト教側がイスラム勢力をくい止め、ヨーロッパが救われたということだけ。

    十字

    0
    2015年11月11日

    Posted by ブクログ

    この本で初めて奴隷救出のために何百年間も活動を続けた修道会や騎士団が存在したこと、その活動で何十万人も救出されたことを知りました。地中海での海賊被害を強く実感して、中世の地中海世界への認識が変わりました。

    0
    2014年09月05日

    Posted by ブクログ

    ローマ帝国の崩壊後の混沌とした地中海沿岸世界(ここでは主にイタリア)と、北アフリカに勢力を伸ばしたイスラム教との関係を軸に中世前半のキリスト教とイスラム教の関係を明らかにしてゆく。
    上巻は西ローマ帝国崩壊後に未だに東ローマ帝国支配下にあった南イタリアとシチリアに、北アフリカのサラセン人がイスラム教の

    0
    2013年10月07日

    Posted by ブクログ

    暗黒の時代と呼ばれるローマ後の世界。巻末の年表はオドアケルによるローマ帝国滅亡から始まっている。
    内容はシチリアを中心にしたイスラム海賊史がメイン。

    0
    2023年12月10日

    A

    購入済み

    面白かった

    あまり馴染みのないテーマだが
    面白かった。
    イスラム対キリスト。
    キリスト側の防戦一方だったんだな。
    何があったのかは書いてあるけれど
    なぜそうなったのかはちょっとわからない
    というのが私の感想です。

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    ローマ亡き後の地中海世界を彩るキーワード「神聖ローマ帝国」「イスラムの台頭」「海賊」「イタリアの海洋都市国家」「十字軍」をつなぎあわせ、ひとつのストーリーとして書き下ろした歴史書である。

    0
    2014年05月04日

    Posted by ブクログ

     本書は、「ローマ人の物語」(全15巻)の続編として、ローマ帝国崩壊以降の地中海世界の興亡を描いた書であるが、とにかくおもしろい。「ローマ人の物語」では、「ユリウス・カエサル」を描いた2巻が最高に面白く、おそらく著者もそこを一番書きたかったのではなかったかと思わせるものであるが、本書も、歴史のダイナ

    0
    2012年01月11日

    Posted by ブクログ

    「ローマ人も物語」の続編…

    地中海はキリスト教国と、イスラム世界の対立が続く

    「海賊」の認識がひっくり返る

    キリスト教とイスラム教の対立は永遠に続くと思わざるを得ない

    イスラム勢力圏の急速な台頭、アラビア半島から始まり、100年でペルシャからスペインまで征服、「新興の宗教が常に持つ突破力と、

    0
    2011年12月29日

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