縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望

1,100円 (税込)

5pt

4.7

人口増加と経済成長を前提としたモデルが機能しなくなった日本。人口や税収が縮小しながらも、地域の営みや住民の生活が充実したものになる仕組みを編み出さなければならない時期を我々は迎えている。さまざまな対策が議論されているが、そうした「縮小」を「縮充」へと導く唯一の解が「参加」である、と山崎氏は言う。すでに周りを見渡せば、まちづくり、政治・行政、マーケティングから芸術、福祉、教育まで、あらゆる分野で胎動する「参加」の潮流を目撃できるだろう。本書では、各分野における「参加」の潮流を丹念に辿り、かつ、そうした各分野を牽引するリーダーと山崎氏が対話を行うことで、「なぜいま参加なのか」「これから日本はどう変わっていくのか」がみごとに体系立てられ、解き明かされていく。参加なくして未来なし! コミュニティデザインの第一人者が、人口減少社会・日本に灯した新しい希望の光。

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縮充する日本 「参加」が創り出す人口減少社会の希望 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月29日

    参加、私ではなく私たち。
    人が少なくなるなかで人の重要性は相対的に上がってくる。そこから何を産み出すのか。

    0

    Posted by ブクログ 2020年04月03日

    コミニュケーションや参加というテーマは、学生時代から興味があり、D論のテーマとしてやりたいと思ったこともあったが、指導教官に止められたりした。

    それをやってのけたというのが、山崎さんか。

    じぶんの体験も踏まえながら、様々な分野での参加の最前線を、横に繋いでいく。

    そのキーワードが、コミニュケー...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月04日

    様々な領域で「参加」の流れが来ている。
    それぞれの領域で違う言葉で、同じことを示していた。
    人口が減りつつも厚みのある日本へ。
    山崎亮さんが書かれたこの本は、最近の自分の中では一番読んで良かったと思えるものだ。

    0

    Posted by ブクログ 2017年12月13日

    多角的に近代の日本を紐解いて、「参加」という潮流が2020年以降の日本を形作っていくという感じか。領域横断的で読み応えあり面白かった。
    コミュニティデザイン、オープンデザイン、オープンデータ、アクティブラーニング、クラウドファンディング、コワーキング。

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    Posted by ブクログ 2017年10月01日

    昔からあった課題と解決策が顕在化してきた、という感じ。事例もたくさんあるけど、体系化されてこなかった。だから、見過ごされてきた。
    理論と実践のパッケージが増えてくれば、あとは組織論の問題が残るように思う。
    すなわち、多様な参加者を受け入れる器の大きい組織をどう作っていくか。その部分をもっと語って欲し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月19日

    途中、アート系の話が多く、ちょっとかったるくなったが、多分アートの知識がないからだろう。
    第7〜9章はいい意味で印象的。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年01月03日

    無関心層を巻き込むために、

    役割をたくさん作るためには?

    地域という広いエリアで、文化を変えていくためには?

    いろんな価値観が一番感動している社会

    0

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