1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター

572円 (税込)

2pt

井口美恵子44歳。ここまで大きな出来事もなく、至って平凡、至って健全な人生を歩んできた。だが、ひょんなことから同級生にバンドをやらないかと誘われる。あれよあれよという間にギターを持たされたわたし。演奏するのは、ディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」!

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1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月12日

    実はこの作品、読む前は大して期待してませんでした。たまには五十嵐作品でも…と思い適当に手に取ったのがコレ!
    随分前にこの作品の劇場版を観た事が有って、イマイチと言う印象しかありませんでした。
    序盤は音楽的な事が殆ど無く、このままダラダラと読み進める破目になるのかと思っていましたが、随所にジワジワと来...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月14日

    「何度だってやり直せばいいんだよ!バーカ!」
    そうだそうだ!
    もちろん最初からというわけにはいかない。これまでのことをなかったことには出来ない。
    でも、今ここからまたやりたいことを始めればいい。そう出来るんだよってこの小説は言ってくれている。

    無理だって決めつけて、見るだけだったバンドを始めた主人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月05日

    子供がアクシデントで高校入試浪人をとなってしまった井口家。妻の美恵子は、息の詰まりそうな人生を打開すべく、コンビニでアルバイトを始めた。そんな中、アルバイトのきっかけにもなった腐れ縁のかおりと、問題を起こした客の雪子とバンドを始めるが…。

    思っていたよりもなかなかバンドが始まらず、物静かでこれとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月14日

    好き。
    おじさんになっても、
    おばさんになっても、
    青春して良いですよね。

    ひたむきに打ち込めるものが、
    あるのはとても幸せな事です。

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    Posted by ブクログ 2020年06月11日

    アラフォー女子の青春を描いた三部作のラストを飾るに相応しい作品。キャラ設定、小気味いい遣り取り、1995年という時代を切り取った妙...。幸輔(主人公の夫)が真人(その子)に吐いたセリフにスッキリ! しばらくあの名曲の脳内再生が続きそう...。

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    Posted by ブクログ 2020年05月30日

    泣ける。泣けた。
    ずーっと笑えていたのに、ラストは泣けた。
    涙が止まりません。
    ネタバレになっちゃうのであまり書けないが、クライマックスで主人公が語る言葉が、滲みます。滲みまくります。
    いやー泣けるー。

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    Posted by ブクログ 2018年12月04日

    とても良かった。ともすると桐野夏生が書きそうな主婦の話なんだけど、とてもいい感じで友情と青春が描けてたと思う。まあもしかすると俺も41歳で44歳の主人公の主婦をそれなりに女の子として見てられるからかもしれないけどね。

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    Posted by ブクログ 2017年07月29日

    おばさん達の青春小説!

    子供が高校受験を失敗して中学浪人!?
    主婦の恵美子は毎日家にいる浪人生の息子の真人に気を使い、それに疲れる・・・
    そんな時ひょんな事から近くのコンビニで働くことに!
    友達のかおりとお客さん?の雪美とバンドやろうぜの軽い気持ちでメンバー募集をしたら元プロの新子が加わり四人でバ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月29日

    青春三部作の3作目です。
    私は青春三部作は単純に年代順だと思ってたので、これが2作目だと思って読み始めちゃいました。
    そしたら2005年のロケットボーイズの方が2作目なんですね。
    まぁどの順番で読んでも全然問題ないんでしょうけど。

    内容は面白かったです。
    私的には1985年の奇跡よりも好きです。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月08日

    読みやすい
    最後はすっきり。失敗からどう立ち直るか?が大事っていうのは、40過ぎて言える言葉ですね。きっと。
    オバサンオバサン…と自嘲してるのと、世間体気にし過ぎてるのが違和感あるけど、それは世代のせい??

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