安政五年の大脱走

安政五年の大脱走

717円 (税込)

3pt

安政五年、井伊直弼に謀られ、南津和野藩士五十一人と、美しく才気溢れる姫・美雪が脱出不可能な絖神岳山頂に幽閉された。直弼の要求は姫の「心」、与えられた時間は一カ月。刀を奪われ、逃げ道を塞がれた男達は、密かに穴を掘り始めたが、極限状態での作業は困難を極める……。恋、友情、誇りが胸を熱くする、痛快! 驚愕! 感動の娯楽大作。

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安政五年の大脱走 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     めったに挙げない五つ☆。面白かった!こんなに面白い小説を読むのは久しぶりだ。しかも読後感が深い。
     歴史ものでありながら冒険小説でもありサスペンスでもある。でも実は実は深く濃い恋、愛を描いた小説なのでありました。愛があればこそ耐えがたきを耐え、希望に生き抜くことができる。本当のエロくない真のエロス

    0
    2018年05月06日

    Posted by ブクログ

    「大脱走」江戸時代バージョン。
    ようこんな設定考えつくな~と感心してしまう。時は幕末争乱期のちょい前、井伊直助が権勢を誇っていた時代。
    僅か4万5千石の小藩のお姫様に一目惚れした井伊直助が大老の権限を振りかざして、津和野藩士51名に無実の罪を被せて断崖絶壁に建つ収容所に放り込んでしまう。姫が側室にな

    0
    2015年11月03日

    Posted by ブクログ

    安政五年の大脱走!

    井伊直弼が密かに心を寄せる姫を我が物にするために姫の藩士達を脱出不可能なすり鉢状の山へ幽閉する。

    さて、藩士達はどうやって脱出を図るか?!

    掘って掘って掘りまくり!!

    最後も壮絶!

    こんな歴史本なら気軽に読めると思います!

    0
    2015年03月01日

    Posted by ブクログ

    大老井伊直弼の謀略により、謀反の濡れ衣を着せられ、海や断崖で脱出不可能の山頂に幽閉された小藩・南津和野藩の美雪姫と南津和野藩士50余名。美雪姫を救うため、自分たちの濡れ衣を晴らすため、男たちは脱出すべく奮闘するというストーリー。
    南津和野藩士たちが脱走を図るべく奮闘する臨場感が伝わってくるようで面白

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    2013年08月08日

    Posted by ブクログ

    井伊直弼に見染められた津和野藩の姫。そして姫を我がものにするため、人質として脱出不可能な山上に拉致される 津和野藩士。痛快娯楽作ながら、それだけではない熱い血が 隅々まで通っている。 姫のため仲間のため、今己に出来る事を決して 諦めない藩士達。そして姫も。 最後の1頁までエンターテイメント。ちなみに

    0
    2012年10月03日

    Posted by ブクログ

    時代劇版、まさに大脱走!
    これ映画化したら面白そうです。
    井伊直弼と家臣、南津和野藩の藩士の攻防、といったら
    大げさかもしれませんが、面白い。
    そして、この物語を通して感じる「意志」や「誇り」の尊さや強さが
    いい味わいを出していますね。
    いい作家と巡り合ったな、という感じです。

    0
    2011年06月30日

    Posted by ブクログ

    五十嵐作品、初対面からは印象の良い出会い、のあとここんとこ2冊続けて「なんか違う。。」感を味わったので、もうこれが合わなければ私別れる、この恋あきらめるわ。。くらいの棘の分かれ道だったんですが、この作品はキタねー。これはぞっくぞくした。「リカ」なんかよりよっぽど、人間というものの怖さと強さを思い知る

    0
    2010年05月25日

    Posted by ブクログ

    タイトルを見た時に
    頭によぎった映画「大脱走」のテーマ曲!
    懐かしさ感じ、小説はどんな内容化と、興味津々。
    五十嵐さんの時代小説とは珍しいとも思って手に取った。

    まあ簡単にいえば、内容紹介にあるように
    安政五年、井伊直弼に謀られ、
    南津和野藩士51人と、美しく才気溢れる姫・美雪が
    脱出不可能な絖神

    0
    2017年11月09日

    Posted by ブクログ

    武士ってカッコいい!
    いちいちカッコいい!
    読みながら、どうか成功しますように
    見つからないように・・と静かに息をしながらも
    気が急いた。

    映画『大脱走』を思わせます。

    信念が報われる 爽快な読後感でした。

    0
    2015年08月26日

    Posted by ブクログ

    設定に無理がありすぎるのが気になったが、登場人物が皆個性的で魅力があり、楽しく読めた。ただ、脱走劇というならもう少しスリル感を味わいたかったかも。

    0
    2014年03月27日

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