でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―

649円 (税込)

3pt

「早く死ね、自分で死ね。」2003年、全国で初めて「教師によるいじめ」と認定される体罰事件が福岡で起きた。地元の新聞報道をきっかけに、担当教諭は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側はさらに民事裁判を起こし、舞台は法廷へ。正義の鉄槌が下るはずだったが、待ち受けていたのは予想だにしない展開と、驚愕の事実であった。第六回新潮ドキュメント賞受賞。

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でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月30日

    ノンフィクション作品に初挑戦。
    当時幼かったからか、このような事件があったことを恥ずかしながら知らなかった。
    フェイクニュースが蔓延る今だからこそ読む価値のある本だと思った。
    マスコミのいい加減さには辟易とさせられた。
    教師目線の話のため、自称被害者の両親はどんな気持ちで、こんなでっちあげをしようと...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2020年08月31日

    こんなに大事になっておいて
    教育現場は何一つ変わろうとしない
    変えようとしない
    お上たちは何を考えてるんだろう。

    なにが子どもファーストだ
    逃げ回ってても本当の教育にはならない
    そんな環境の中で野蛮に育った
    その子供たちにどうやって
    国の将来が任せられようか

    最後まで追って事実を明かしてくれた
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    1

    Posted by ブクログ 2024年01月14日

    戦慄のノンフィクション
    自分の身に起こったらと思うと寒気のするストーリー
    親の思考回路と目的が気になる。何のためにこんな嘘をついて、なぜその嘘をまるで真実のように語れるのか。
    通常の論理では全く理解できない人が世の中には存在することがわかる。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月15日

    モンスターペアレンツの虚言もさることながら、その嘘本当も確認する事なく垂れ流したマスコミや、その場を丸く収めることしか考えない校長、教頭には呆れるばかりだ。

    特に週刊文春は全く読むに値しない本であることを再認識した。

    誤報をしても、素知らぬ顔して記者を続けてる奴らが実名でのってるが、ネットニュー...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月24日

    読みやすく先が気になり、ほぼ一気読み。

    内容の気持ち悪さと読後感の悪さは、下手なホラー小説よりもある。

    悪意を持って他人を落としめようとする人に、善意の人は無力なのか?

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月27日

    読み始めからずっと、
    眉間にしわ寄せ、口角下がりまくりの
    ひどい人相になりっぱなしで一気に読みました。

    (喫茶とか電車で読んでたけど、側から見たら怖いだろうなと...)

    ひどくてひどくて、信じられないことばかり続いて、しかも実話とは。

    怒り憤り悲しみやるせなさ、
    いろんな負の感情でいっぱいにな...続きを読む

    0
    購入済み

    モンスターとしか言いようがない

    2021年02月05日

    信じられないような理不尽な言いがかりにイライラしながらも
    早く真実を暴いてほしくて一気に読んでしまった。

    これが実話というから恐ろしい。

    報道される全てが真実じゃないかもしれない。
    かといってこの話自体も全てが真実とは限らない。

    何を信じたらいいか考えさせられた。

    0

    Posted by ブクログ 2020年10月23日

    内容は知らずに購入。
    冒頭から目を覆いたくなるようなひどい体罰と自殺強要に対する殺人教師の記事でこの教師への怒りが湧いてくる。
    そして次の章からこの教師目線で冤罪事件がなぜ起こったのかの顛末が進んでいく。
    わかりやすくこの教師に悪意を抱いていた自分はカウンターを喰らってしまった。
    この記事を書いた記...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月15日

    モンペとマスコミによって「殺人教師」と言う汚名を着せられてしまったある教師に起きた事件。
    学校と言う場において、教師は絶対的な存在ではなくなったものの、情熱を持って教育に臨んでいる教師もたくさんいる。それを評価するのは校長でも、教育委員会でも、親でもなく生徒たちなのでは?
    ろくな検証もせずに思い込み...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月16日

    冤罪は自分にも起こり得ることなので、この本を読んでいても他人事には思えなかった。大事なのは、ありもしない事実を認めないこと、事実を事細かに明らかにしていくことだ。周りの環境が変わっても、真実は変わらない。そのことを常に念頭において生きていかなければならないと思った。

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