医者とはどういう職業か

里見清一

近年、受験業界における医学部人気は凄まじい。成績さえ良ければ、まさしく猫も杓子も医学部を目指す。と同時にあきらかに医師不適格な学生が医学部に多く存在する。そもそも医者の仕事がどんなものかわかって学生は医師を志しているのか。また一般の人は医者をどのような存在と捉え接すればよいのか。医学部受験から病院への就職、医者の労働環境、収入、出世、結婚、不倫その他のスキャンダル、医療事故とそのリスク、そして名医の条件と将来の医師像まで縦横無尽、融通無碍に説き明かした画期的医師論。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 医学
• 出版社: 幻冬舎
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎新書
• 電子版発売日: 2016年09月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

医師を目指す一個人である若い自分にとって、医師について赤裸々に綴られているこの本に、深く考えさせられた。

[ブクログ · ★★★★★]

なかなかエゲツナイことを書く人だと思った。けれども、ここに書いてあることをキチンと読み込むことから、色んなことを始めていくんじゃないかと思った。

[ブクログ · ★★★★☆]

医者について語った一冊。

著者自体も医者であり、数々の現場を見ているだけに、その言説は説得力があった。

[ブクログ · ★★★★☆]

医師と関わる企業側の人間として非常に興味深く読ませていただきました。医師も生身の人間である。患者さんとのコミュニケーションの難しさは、想像を遥かに超えていた。
互いに適度な緊張感がないとうまくいくものもうまく行かなくなってしまう。
医師と話をするときに、少し心持ちが変わってきそう。