見送ル―ある臨床医の告白―

見送ル―ある臨床医の告白―

1,408円 (税込)

7pt

3.7

医者だって人間だから、患者の好き嫌いは当然あるし、贔屓もすれば、外科と内科の対立も日常茶飯事。ほとほと疲れる日もあるけれど、輝く笑顔で退院する患者を、見送る。力を尽くしてもひっそりと消えゆく命を、見送る。どちらも私が選んだ仕事……。現役医師だからこそ「小説」でしか描けなかった、命の現場のいま。

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見送ル―ある臨床医の告白― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年09月08日

    言葉は悪い?強いけど、愛情を感じた 。医師が必死に患者さんに向き合っている姿だと思ったし、うちの先生達も言葉にしなくても、こんな風にあがきながら、必死に頑張っているのかなと思ったり。

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    Posted by ブクログ 2019年02月22日

    自らも喘息持ちということから呼吸器内科を専門とする現役医師が、「小説」として描いた本。特に肺がん患者の治療、その後の経過観察、ターミナルケア、そして看取りまでが詳しく描かれている。
    ここでの主人公「里見先生」は、自信過剰なんじゃね?的だけれど、それだけの仕事もされる医師で、病気になったらこんな先生に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月07日

    「小説」でしか描けない、現役医師だけが知る病院の現実。

    最期まで同じ病院で診てもらうこと、一人の医師に診てもらうことは幸運な事なのだと思わされる。

    父を末期の肺がんで送った私には身につまされた。

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    Posted by ブクログ 2013年09月14日

    フィクションなのか、ノンフィクションなのか、わからない。

    ただ、医者の本音のようなものが、
    ありのまま記述されていて、とても面白い。
    専門用語はよくわからないが、読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2013年12月23日

    人は必ず死ぬ。どうやって死にいたるかが千差万別なんだな。この本は肺癌にかかったケース。
    まずはヤブ医者にはあたりたくないな。病院も選ばなきゃいけない。癌研は癌が治らないと判った瞬間に病院から出て行けって言われるんだそうだ。ツライね。
    治る見込みもないのに、医者や家族の体面だけで延命や治療をされるのも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月11日

    小説だと思って読み始めると戸惑う。まるで、医者の手記のようだから。
    書いている人自身も、どっちだかわからないけどとにかく書いているようで、つまりは、名称を変えて、多少事実を構成しなおした、小説っぽい手記だと思えばいいのかもしれない。小説的な結構は見当たらないのだから。

    そして、そういうジャンル分け...続きを読む

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見送ル―ある臨床医の告白― の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • ページ数
    287ページ
  • 電子版発売日
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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