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Posted by ブクログ 2009年10月04日
源氏が崩壊していく巻。
柏木と夕霧も恋に惑って憂き目を見る。
そして女三宮の降家・・・これが決定打。
紫の上を深い悲しみに突き落とした。
いい歳になっても女性への興味が失せない源氏と、
出家を望む紫の上。
二人のすれ違いが悲しかった。
紫の上の人柄のよさを源氏が讃えるのも束の間。
彼女は病に臥し...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
上・中・下と読みました。名前がやっぱり難しいところはあるけど、それでも面白い。
昔のあの階級の女性は大変だったなーとも思う。選ぶ権利が、今ほどない。…でも今だって、視点を変えれば昔よりないかもしれない。
ストーリーとしては、悲しい話だと思った。そういう悲しい部分があるから、光の君はさらに素敵に映...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
平穏が続くかと思われた源氏と紫の上の間に波風が起こる――女三宮の登場により紫の上の「源氏の妻」としてのプライドが揺れそして次第に弱り果てていき、源氏は過去、藤壺と犯した過ちを柏木と女三宮に突きつけられる。華やかな時代は去り、先細っていく二人の物語は今、終わりを告げる……ってこんな具合でよろしいでしょ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
きました・・・いよいよ最終章。
源氏は若き日に重大な過ちを犯す。
父親である桐壺帝の後妻(源氏の義母)藤壺を慕うあまり父に隠れて密通をし、藤壺は源氏の子を身篭ってしまうんです。
帝はその事を知ってか知らずか、冷泉帝に皇位を継がせる。
臣下に落ちた源氏の子供を・・・。
この下巻では、源氏が若い頃犯し...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
下巻で、悲劇だと思ったのが、柏木。彼は真面目で、一途な人だっただけに思いつめてあんなことになってしまった。現代でもああいうことってあるよね。あいのり見てても、一目ぼれしちゃった女の子がいくらつれなくても、それで体調崩しちゃっても思い続けてる男の子っているもん。ただ、柏木の場合は相手が非常に非常にまず...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月25日
田辺源氏、再読です。
実は今、橋本治の窯変源氏を読み途中なのですが、解釈が独特過ぎて(!)原作が気になったのだけれどもちろん原文は読めないので、私の中で一番わかりやすいイメージの田辺源氏を読んでみることにしたのです。
窯変源氏で引っかかったのは、若菜上下と柏木の帖。
田辺源氏では、柏木は普通...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月25日
因果応報ってやつですね。源氏の勢いとかを考えるとブチ切れてもいい事態ですが、昔の自分と同じことしてると思ったら責めれないですよねぇ。
源氏が落ち着いて大して面白みがない分、夕霧がやらかしてくれました。何かあると花散里のもとへと行く夕霧が可愛いです。花散里は癒し系女子ですね。あたしも好きな女キャラです...続きを読む
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