エッジ【上下 合本版】

鈴木光司

人が消えてゆく――長野、新潟、カリフォルニアで、人々が突如消失。同じころ、フリーライターの栗山冴子は、ある一家が忽然と姿を消した怪事件の謎を追い始める。冴子は一連の事件の中に、人類が経験したことのない未曾有の世界異変を嗅ぎとるが……!? 人々が消失したことが示す意味とは？ 世界の基盤が崩壊する絶望と恐怖に、冴子は立ち向かってゆく――2012年に、アメリカの文学賞〈シャーリー・ジャクスン賞〉を受賞したサスペンス・ホラー大作にして、鈴木光司エンターテインメント最高到達点！※本書は上・下の２冊を合わせた合本版です。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ホラー
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川ホラー文庫
• シリーズ: エッジシリーズ
• 電子版発売日: 2016年05月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[Kochan · ★★★★☆]

人が消えたり、星が消えたり、現実にはありそうもない話ですが、そこに物理や科学での説明が入ってくるとどことなく現実味を帯びてきてハラハラしながら読み進めました。そして冴子の父親の行方がかなり想定外です。