幕末維新の城 権威の象徴か、実戦の要塞か

幕末維新の城 権威の象徴か、実戦の要塞か

1,056円 (税込)

5pt

4.0

長い眠りについていた城郭が、ふたたび戦場となる時が来た。外国船からの防備のために五稜郭や品川台場など、西洋式の要塞が建造される。幕長戦争から戊辰戦争にかけては、小倉城や姫路城、そして会津若松城などが砲火に晒された。さらに維新後は士族の反乱や廃城令により、萩城、熊本城などが失われてゆく。全国約40の城郭と要塞が辿った運命を描き、日本人にとって「城とは何か」を考察する。古写真多数掲載。

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幕末維新の城 権威の象徴か、実戦の要塞か のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    幕末から明治維新の頃の“城”というモノに着目した一冊。
    各地の城等での色々な挿話が興味深いが、現代にも続く「保存」の事始という色彩の話題も在って興味深い。
    また本書には、興味深い古い写真も色々と掲載されている。

    0
    2014年09月25日

    Posted by ブクログ

    幕末維新を各地の城を主軸に振り返る
    面白いコンセプトの一冊。
    特に維新後、城がその本来持つ役目を終えた際に、
    様々な道どりを歩むのが興味深い。
    今に残る城を巡ってみたくなる秀逸な新書。

    0
    2014年09月21日

    Posted by ブクログ

     今まで理解できているとは言い難かった長州藩の動きがわかりやすく解説されており、極端な尊皇攘夷思想ゆえに幕府に嘘をついての築城、八月十八日の政変での遁走から挽回を目指した禁門の変での敗北、第一次長州征伐を経て藩内が倒幕の意思で一致団結し、それから第二次長州征伐があったという複雑な流れを理解することが

    0
    2021年07月05日

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