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Posted by ブクログ 2021年05月10日
幕末から明治、暗殺という視点から見つめ直した日本史。
幕末から昭和の戦前までの日本史は暗殺の歴史といえるだろう。本書は明治期までだが、実に多くの人材が暗殺で失われている。「言路洞開」、言論の道が開かれていない時代にはテロはやむを得ない手段だったのかもしれないが、どうも腑に落ちない。テロリストを礼賛...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月12日
概ね20年間程度になるのだと思うが、幕末から明治維新の“暗殺”という事柄に関する事典のような様相も呈する一冊で、同時にそうした営為の社会での受け止められ方の変遷というようなことも論じられている。これまでに「無かったかもしれない?」という角度から、幕末や維新を論じるということになるのかもしれない一冊だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月26日
戦争は暴力そのものなのだ。実は政府が入れ替わる明治維新期は、歴史的に最も暗殺が行われた時代であるそうだ。本書は、そうした暗殺事件を多数取り上げて、それぞれの暗殺の理由というところに特化して語る一冊である。
ぼくには維新期の暗殺者ということで言えば、映画や大河ドラマで勝新太郎や萩原健一の演じた「...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月07日
思ってたより倍くらい面白かった。これぞ歴史とい感じがした。
歴史は為政者によって都合よく語られるというのは良く言われることで、明治維新とはまさしくその側面があると改めて知ることができた。正しいことなど主義主張によって違うし、世の中歴史の理は決して単純ではない。
あと、暗殺は肯定されることではないが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月30日
日本は、暗殺の歴史でいっぱいである。特に幕末は、歴史そのものが暗殺、襲撃の歴史である。日頃から刀を差しているということは、武士は、軍人だから常に戦いの為に生きているということだけど、意見が違うと言うだけで、問答無用というのはどうか。その上に成り立った薩長政府ひいては、明治政府の成り立ちは、かなり無理...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月15日
<目次>
序章 繰り返されてきた暗殺
第1章 「夷狄」を排除する
第2章 「人斬り」往来
第3章 「言路洞開」を求めて
第4章 天皇権威の争奪戦
第5章 維新に乗り遅れた者たち
第6章 ”正しい”暗殺、”正しくない”暗殺
終章 それでも続く暗殺
<内容>
幕末から明治初めにかけ...続きを読む
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