パラダイス・ロスト

パラダイス・ロスト

594円 (税込)

2pt

大日本帝国陸軍内にスパイ養成組織“D機関”を作り上げ、異能の精鋭たちを統べる元締め(スパイ・マスター)、結城中佐。その正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。結城の隠された生い立ちに迫るが……(「追跡」)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にした初の中篇「暗号名ケルベロス」を含む全5篇を収録。世界各国、シリーズ最大のスケールで展開する、究極の頭脳戦! 「ジョーカー・ゲーム」シリーズ、待望の第3弾。

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パラダイス・ロスト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    D機関のスパイがどれほどやり手なのかを楽しめる短編集。頭脳だけでなく心理学的なものまで駆使しながら、目的を達するD機関のスパイたち。追うものがいつの間にか追われる立場になり、追い詰められる。背筋が凍るほどD機関のスパイは容赦ない。けど、やり方はクールで紳士的。格好良すぎるだろ。「追跡」で魔王と呼ばれ

    1
    2020年08月21日

    Posted by ブクログ

    再読。
    D機関シリーズ第3弾です。
    そして、私はこの第3弾が1番好き。
    全5編(うち2編は「暗号名ケルベロス」の前後篇)あって
    どの話もとにかくクオリティが高い。
    その中でも1番好きなのは「誤算」かな…。
    どう読んだって任務の"失敗"だと思うことの連続、
    それが全部誤算ではなく計

    0
    2022年02月03日

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。

    相変わらず面白い。
    戦時中の背景を描きつつフィクションになっており、スパイのかっこよさを表しています。

    0
    2020年02月28日

    Posted by ブクログ

    相変わらずおもしろかった。1部2部を読んでから3年ぐらいたっていたのでやっと読めたという感じです。3冊目になっても面白さは相変わらずでした。読後感がいいですねー

    0
    2019年11月29日

    Posted by ブクログ

    大戦中、日本帝国軍内に秘密裏に存在したスパイ養成機関通称D機関。
    そこに所属するスパイ達を軸として、あるいは狂言回しに据えて語られる連作集第三弾。
    今巻のテーマは「選択」と「岐路」と「決断」。
    時間が進み第二次世界大戦の狼煙火が大きくなったせいか、今巻登場するスパイ達には、既刊とは一味違う印象を抱い

    0
    2017年08月24日

    Posted by ブクログ

    失楽園っぽい話なのかと思ったが、推理物風で面白かった。シンガポール・スリング、どんなカクテルなのか気になる、飲んでみたい。

    ケルベロスはちょうどイミテーション・ゲームを見ようと思っていたところなので、タイムリーに感じた。最後少しだけほっこりした。数年後の様子を知りたくなった。

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

    シリーズ三作目。D機関のメンバーは相変わらずの有能ぶり。徹頭徹尾の仕事ぶりだけど、今回は少しだけ人間味も覗かせる。相変わらず面白い。

    0
    2024年01月05日

    Posted by ブクログ

    ジョーカーゲーム第3弾。
    今回も厳しい訓練をくぐり抜けたエリートプロスパイの暗躍を堪能します。
    短編5編、体力的にも武術的にも優れた彼らですが、心理戦、思考の読み合い多めという感じ。
    「誤算」
    フランスのレジスタンスに近づき、思わず能力発揮。同志へのお誘いも受けてしまう優秀な潜入。
    「失楽園」
    シン

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    お馴染みの世界観であらたなD機関のメンバーが暗躍する。今回は魔王の若かりし日が暴かれる逸話がなんとも新鮮!それも必要以上に晒さないところがまた分かり易い狙いであっても、じつに憎らしい笑。まさにチラ見せ!シンプルにこういうのに弱いのは人たる本能か笑笑

    0
    2022年11月08日

    Posted by ブクログ

    何年ぶりかの読書。息子が2歳になったしそろそろ自分時間を作ろうと積読してた一冊。
    ジョーカーゲーム、昔読んだような気がするけど結構忘れてて、それでも興奮して読めた。

    スパイものは回収がきもちいいな。
    結城中佐の生い立ちに触れたところなんかも見どころ。短編ってもともと苦手だったけど、最後の二篇は前編

    0
    2022年08月17日

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