EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日

EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日

1,400円 (税込)

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ギリシャに端を発した、欧州の財政危機問題はポルトガル、イタリア、スペインといったいわゆる“PIIGS諸国”に連鎖し、遂にEUの屋台骨の一つであるフランスまでにも飛び火して、金融危機が勃発しようとしている。さらに、もう一つの屋台骨であるドイツも“改革疲弊・限界支援”で今後の動きが読めない。EUは、まさに“メルトダウン”寸前の状態にある。ギリシャの破たんが、すぐそこまで来ている今、ユーロは暴落し、諸外国の株価も急落している。EU発の“世界経済大崩壊”“第二のリーマン・ショック”は日に日に現実味を帯びてきているのである。果たして“世界最大の国家”EUは生き延びられるのか――。そして、この欧州危機は世界に伝播し、大恐慌に陥ってしまうのか――?“ユーロ”という通貨の統合の“果実”が“毒”に変わりつつある今、世界経済は大変革のターニング・ポイントを迎えている。欧州危機を乗り越えるにはどんな方策があるのか? そして、日本は今後EU諸国とどの様に関わっていくべきなのか?

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EUメルトダウン 欧州発 世界がなくなる日 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年03月22日

    ユーロ。得体の知れない通貨統合のテーマパーク。かつてユーロランドと揶揄された。基本的に現実からかけ離れた世界であり、その根底においてそもそもリアリティが欠如している。夢見る少年少女の世界であったのが、財政危機の渦中できりきり舞いになっているギリシャを目の当たりにし、ようやく現実から目を醒まし大人の世...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月18日

    ギリシャの問題をもう少し掘り下げて知りたく購入。人口、経済規模、健全性、国民性、全てが異なるEUの諸国が、同じ金利であるユーロを利用すれば、どんな問題が発生し得るのか、足を引っ張るPIIGS5カ国、救済を強いられる優等生ドイツ国民の不満、イギリスが距離をおく理由、小国の参加への苦悩、などよく理解でき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月21日

    浜矩子・著。
    2011年12月初版、142ページ。

    EUとユーロのこれまでの歴史と、今後の展望について述べた本。
    とりあえず、142ページしかないので、すぐに読める。
    そして、相変わらず文章が平易でたとえ話が多いので、読みやすい。

    ただ、内容も薄い。
    特に、EU・ユーロの歴史や背景の部分への理解...続きを読む

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