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日本史において“最も著名な戦い”である関ヶ原合戦――。豊臣家から徳川家に天下人が移行し、江戸開府への道が開かれた頂上決戦だ。この天下分け目の戦いで、「徳川家康は勝つべくして勝ち、石田三成は負けるべくして負けた」と語られるのが定番だが、果たして真実だろうか? 実は、関ヶ原合戦ほど、江戸時代に創られた“後世の脚色”が現代にまで流布している戦いはない。三成たち西軍諸将は、家康の掌で動いていたのではなく、本当は家康こそが、三成の掌で動かされていたのだ。本書は、大誤算だった家康の小山評定、領土拡大に野心満々の毛利家、消滅の危機だった上杉討伐軍、開戦と同時に西軍を裏切った小早川秀秋、家康が江戸から1ヵ月近く動けなかった窮状の理由など、予定調和のストーリーに隠されていた「不都合な真実」を明らかにする。天下をめぐる、逆転に次ぐ大逆転――。家康は“賊軍の将”に転落し、絶体絶命だった!?
...続きを読むPosted by ブクログ 2015年10月31日
関ヶ原の戦いを学校の授業で習った時のイメージは、「天下分け目の合戦」と言いながらも、一日であっけなく終わってしまったというものでした。
両軍合わせて十万人を超える将兵が戦ったにしては印象が薄かったのですが、この合戦を取り扱った歴史小説を読むと、本戦に至るまでに、日本各地で様々な前哨戦が行われていた...続きを読む
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