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自ら歴史小説家と称していたドイルは『最後の事件』をもってホームズ物語を終了しようとした。しかし読者からの強い要望に応え、巧妙なトリックを用いて、滝壺に転落死したはずのホームズを“帰還”させたのである。本編はホームズ物語の第三短編集で、帰還後第一の事件を取上げた「空家の冒険」をはじめ、「六つのナポレオン」「金縁の鼻眼鏡」など、いよいよ円熟した筆で読者を魅了する。
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Posted by ブクログ
『アベ農園』が1番よかった 『第二の汚点』にもあるように、法的正義と道徳的正義の天秤にかけるホームズの考えが良かった
巻を追うごとに読みやすく、さらにおもしろくなっているように思う。ホームズとワトスンそれぞれのキャラクターがより出てきているし、事件自体もより作り上げられた感じがする。ホームズが暗闇でも目が見えるように訓練をしていたというのは、初めて知った情報だった笑
『帰還』とある通り、ホームズが帰ってきます!そうわかっていても、実際に帰ってくるシーンを読んだ時は本当に驚きました。 上記は「空き家の冒険」のことですが、他の短編では、主にワトソンがホームズの述べる事実に驚くシーンが度々あります。「犯人は背が高くて男で…」というように、ホームズには最初から事件の全容...続きを読むがありありと見えているようです。それを、ワトソンと一緒になって「どうしてわかるんだ!?」と驚くのが楽しかったです。
もしかしたら滝に落ちたまま作者の創造に委ねるのも ありだったかもしれませんね でも、やっぱり面白いですね(笑
1893年のストランド・マガジン12月号『最後の事件』で読者の前から姿を消したホームズが、10年後のコリアーズ・ウィークリー9月号とストランド・マガジン10月号に戻ってきた。死んだ筈だよお富さん、生きていたとは…。話の中では3年間ロンドンを離れていただけらしい。シドニー・パジェットの挿絵がカラーにな...続きを読むっていて年月を感じる。また『ノーウッドの建築業者』では親指の指紋が登場していた。ついに科学捜査が始まったか!と思いきや、まだウサギの炭化した遺骸と人間の遺骸の区別がつかない。
劇的に再登場するかと思いきや、意外とあっさり帰って来る『空家の冒険』はもちろん、暗号にわくわくさせられる『踊る人形』、ホームズとワトスンが犯罪に手を染める『犯人は二人』、『六つのナポレオン』など秀逸な短編がてんこ盛り。個人的には『美しき自転車乗り』が好き。いくら心配だったとはいえ単なるストーカー行...続きを読む為で不気味極まりない。愛情が高じてというケースが多い気がする。『第二の汚点』のスッとぼけ振りも大いに笑える。『シャーロック・ホームズの冒険』も面白かったが、バランスが良いのは本書かな。
「最期の事件」以後、同時世間を賑わせた展開が現代でも己一人で感じることができる。 ワトスン博士とホームズの活躍は無論面白い。 それに加えて趣を感じるのは訳者、延原さんのあとがきである。 シャーロックホームズシリーズの裏話のようなものがひどくおもしろい。 新潮文庫のホームズシリーズを読む方にはぜひ後書...続きを読むきにも目を通してもらいたい。 どっぷりとコナンドイルが描くシャーロックホームズの世界へ浸ることができる
「コナン・ドイル」の『シャーロック・ホームズの帰還』を読みました。 『最後の事件』でライヘンバッハの滝壺に落ちて転落死したと思われていた「ホームズ」ですが、、、 本作の最初の短編『空家の冒険』で、作者の巧妙なトリックにより死の淵から生還しました。 まっ、読者からの強い要望で復活したというのが真実...続きを読むのようですが、何はともあれ、お陰で「ホームズ」シリーズが少しでもたくさん読めるのは嬉しいことですね。 読んでる間は、現実から離れて19世紀のロンドンに赴いた気分に浸りながら作品を読みましたよ。 (実際は、ほとんど満員電車の中なんですけどね・・・ ) 今回読んだ、新潮社の文庫本に収録されているのは以下の10編なのですが、、、 ■空家の冒険 ■躍る人形 ■美しき自転車乗り ■プライオリ学校 ■黒ピータ ■犯人は二人 ■六つのナポレオン ■金縁の鼻眼鏡 ■アベ農園 ■第二の汚点 原作には13篇の作品が収録されているのに、ページ数の関係とかで省かれているらしいです。 創元社の『シャーロック・ホームズの帰還』には13篇すべてが収録されているらしいので、ちょっと残念でしたね。 でも、10編をとてもワクワクしながら読むことができたので、まぁ、ヨシとしましょう。 全て楽しく読めたのですが、特に印象に残ったのは、 謎解きが遅れ依頼主を守れなかった『躍る人形』、 謎の自転車に追跡される『美しき自転車乗り』、 「ホームズ」と「ワトスン」が依頼主を守るため、危険を覚悟で、なんと泥棒に入ってしまう『犯人は二人』ですかね。 でも、ホント、全編楽しく読めましたよ。 「ホームズ」と「ワトスン」が共同生活を送っていた、100年前の"ベイカー街221B"に行ってみたくなりましたね。 (当時、ベイカー街に221Bという番地は存在しなかったらしいですけど… )
この本の中に納められている『黒ピーター』で、シャーロック・ホームズが言った言葉が刺さった。『…。人は常に起こり得べき変化に対する心構えを持って、対策を抱いていなければならない。これは犯罪捜査学の第一原則だ』犯罪捜査学でなくても、日頃の仕事にも当てはまる。 ところで、子どもの頃親しんでいたシャーロッ...続きを読むク・ホームズシリーズを何十年の年月を経て今ごろ読んでいるのは、『憂国のモリアーティ』がきっかけだ。 このマンガには正典に対するオマージュが込められており、いたるところに正典を彷彿とさせる題材が散りばめられている。 『第二の汚点』は、マンガでの『大英帝国の醜聞』の原案になっているはずだし(題名は『ボヘミアの醜聞』を仄めかしてる)、登場人物であるトリローニ・ホープ伯爵のファミリーネームは、『シャーロック・ホームズの研究』に出てくるジェファーソン・ホープ(伯爵殺しの犯人)に使用されている。 今後このシリーズを読み進めていく上で、どんな気づきがあるのか楽しみだ。
ホームズとワトスンの再会のシーンはもう少し劇的な表現でも決して大袈裟ではなかったと思うので、少し消化不良。
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シャーロック・ホームズの帰還
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