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東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第7巻!
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Posted by ブクログ
そうか、私の問題解決の仕方って、「先送り」なのかもしれへんな… と、思った。 今更やけど著者の本ってどのシリーズも基本パターンは似てるのに、それでもやっぱり面白いので、もうこれは著者が好きなんやろうなあ…。 今回登場したトモさんのお友だちって、もちろん「いい加減な夜食」でおなじみの佳乃ちゃんだよね...続きを読む。 実際「いい加減な夜食」で「ぼったくり」に行くシーンもあったので、今度は「ぼったくり」サイドからのリンクやね。 こういうのは面白くて好きなんやけど、ただ、このトモちゃんのくだりから要さんが自身の家族が美音に対して何らかの対策を高じてくるんじゃないかと危惧するきっかけになったところが、わからんかった…。(;^ω^) 要さんと美音が一線を越えちゃってからはなんでか斜め読みをしてるからな(笑)。 面白くないわけではないけど、第二ステージにいったな、って具合で。 そもそも要さんが佐島一族やのに現場に出てるのかとか、長兄や祖父との確執なんかが、若干わからん…(笑)。 父親は他界してるらしいというところはわかったけれど…。 いっそ、要さんは愛人の息子なのかとすら思ったけど(すいません)それはそうでもないみたいやし。 まあまあまあまあ、ええわ。 あんまりオカネモチ一族の話になっちゃうと、「いい加減な夜食」と似てくるので、あくまで「ぼったくり」は「ぼったくり」でお願いしたい。 今回、冒頭のノリくんの介護問題みたいな、そういうネタ欲しい。 商店街のご意見番たちの意見は、フィクションとはいえ読んでて面白いもの。 どこか、有川浩氏に通じるものがあるな。 ほんで、冒頭に戻る。 そこで出た、ノリくんの解決方法が、「自分が犠牲になればいいという一番楽な解決方法」と、ウメさんに斬られていて、 「ああ…、そうなのかもな…」 と、思った。 実際私はこれまで 「自分が我慢すればいいわ」 と、先送りにした問題は、結局全部頓挫してる。 その瞬間その瞬間にもっと向き合っていれば、違う結果になったんやろうなあと頭では思うけど、まあ、当時にそんなことはできないわな。 ほんで、先送りにした結果どうしようもなくなったこともあれば、まあ、これはこれで…、っていうこともあるので、そこは今更後悔はしないにしても、今後同じような形で解決をしないでいきたいなとは思う。 それだけの信頼関係を築くのって、難しいけどなあ。 「なにもできないなら知らないほうがいい」 と、いうのも、果たしてどうなんやろう。 その「知らない事実」を、墓場まで持っていけるならともかく、いずれどこかで知ることになるのなら、それこそ先送りではあるよね。 知らされずにいた人にすると、悲しいし、やりきれないし、裏切られた気分にすらなりそう。 難しいなあ。 なんでもかでも報告するのもベストかといえばそうでもないし、イヤァ、人間関係って、ほんま、難しいね! (今更) そのあたりを踏まえて、頭では理解できることも感情がついていかない、ちゅうようなことを、ぶつける前に違う形で消化できる要さんと美音は本当にかっこいいわ…。 お互いがこういうタイプやから惹かれるんやろうね…。 「私は大丈夫」 の、 「大丈夫」 は、要さんがくれた、っていうのにもしびれたもの…。 自分で自分に大丈夫と唱えることは多々あれど、それがだれかのおかげかなんてなかなか、口にできひん。 そもそもそういう考えにも至らない。だって自分で大丈夫大丈夫って唱え続けなおられへんほど切羽詰まってるときに、他人に感謝するとか、できひんわ…。 時間が経てば、あのときに立っていられたのはあの人のおかげやったな、なんて考えられるけど、最中は難しいなあ。 でも、結局、支えてくれるのも他人なら勇気を出すきっかけをくれるのも他人やと思ってる。 だから、どん底から上を見るときは、大切な誰かのためだけに手をのばしても、いいのかもしれへんな。 難しい他人との距離感を、著者は難しく、でも、なかなかない視点で書いてくれはると思う。 そこがまた、著者のシリーズの面白いところかな。 人生は一通りじゃないらしい。 苦いもよし甘いもよし。できれば私は、甘いほうがいいな。笑 それにしても、要さんの「淫靡な表情」か…。 なんか、すごいな。ほんでそこいらじゅうで発情しないところも、大人で、ええな…。笑 (普段何読んでるん) (いや、最近また二次創作をよく読んでるため、つい…)
①紫煙の漂う先、②大人だからこそ、③笑顔にできなかった客、④ぼったくり危機一髪、⑤病の防ぎ方、読書記録のつけ忘れと思って再読、なんと結婚に大きく前進する会だったのかあと思い出しつつ楽しく再読!
下町で居酒屋を営む姉妹のお話。 第7弾。 ・紫煙の漂う先 ・大人だからこそ ・笑顔にできなかった客 ・ぼったくり危機一髪 ・病の防ぎ方 飲食店での喫煙問題から、常連客の介護問題、そして美音と要の仲を引き裂こうとする佐島家一族とのもめ事。 しかし美音は気丈に振る舞い、要はその強さに...続きを読む惚れ直す。 温かい常連客の思いに支えられている「ぼったくり」の素晴らしさが解る一冊。 もう次号で二人は結婚かな?
このシリーズの大ファンで最新刊ですが、この巻では、居酒屋ぼったくりの若女将の美音と要の恋が深まっていき、その恋愛にまつわる危機一髪の状況も乗り越え、2人の関係はより強固になっていく姿が良かったですね! 美音の雨にも負けず、風にも負けず、困難に前向きに突き進んでいく姿やそれを支える人たちの人情がまたい...続きを読むいですね! 次巻では、いよいよ2人もゴールインかな?
禁煙の八つ当たり、ひどいなぁ。でも客商売ならあることなんだなー 賞味期限の事件。確かに美音のしたことは飲食店ではいけなかったこと。でも、生活の知恵としてはとてもありがたいもの。悪意がこもるとあんなにも炎上するのだ・・さすが大企業の御曹司と付き合うと大変だ!
今回の話はええ話やったなー。悪評からの常連が詰めかける、からの要の兄や祖父も、もちろん悪人やけど、そうとも言い切れんように見せるのとか、うまいなー。どんどん安心して読めるようになるな!そして日本酒が飲みたくなる・・・
ネットの怖さを思い知った美音は随分と悩み先代の父から受け継いだぼったくりの居酒屋を潰す訳にはいかない。要の兄 祖父が要を守る為しただけとはいっても美音にしてみたら死活問題 来るお客に守られ運の良さみんなに助けられなんとかしのぎ1日休むがあくる日は店を再開した 要の家族も美音の心の強さを知り安心...続きを読むする
居酒屋ぼったくりシリーズ第7弾。 大手建設業佐島建設と居酒屋の店主とは身分の違い?要の祖父は二人を別れさせようとするが、二人の絆は変わらない。最後は認めてもらえてよかった。
何だか、下町人情噺よりアラサー恋愛物語のテイストが強くなってきたかな、やっぱり。 それはそれで自然な流れだし、面白い展開なんだけど、アラフィフのオッサンが読むのはちょっと気恥ずかしい。
ある居酒屋での人情物語+うまい酒と肴のお話。今回は店主美音と恋人要の兄&祖父佐島一族の圧力!が見どころまさに《ぼったくり危機一髪》!でも、美音はその心意気に加え要と常連に支えられびくともしない!
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居酒屋ぼったくり
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秋川滝美
しわすだ
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