ハムレット

ハムレット

城に現われた父王の亡霊から、その死因が叔父の計略によるものであるという事実を告げられたデンマークの王子ハムレットは、固い復讐を誓う。道徳的で内向的な彼は、日夜狂気を装い懐疑の憂悶に悩みつつ、ついに復讐を遂げるが自らも毒刃に倒れる――。恋人の変貌に狂死する美しいオフィーリアとの悲恋を織りこみ、数々の名セリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作である。

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ハムレット のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ハムレット
    ウィリアム・シェイクスピア
    福田恆存 和訳 
    1600年ごろの超有名な戯曲。戯曲文学という物に慣れないせいか、いちいち巻頭の人物名と役柄の一覧をスマホに写して1ページに直して参照しながら読んだ。
    シェイクスピアが劇作家として活躍したのは1590年から1611年まで(日本では関ヶ原合戦の前

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    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    デンマーク王子ハムレットは、先王である亡父の亡霊より現王クローディアスが父を殺したという事実を知る。
    我が叔父であり義父となっているクローディアスへの復讐を誓うハムレットだが。悲劇四部作の一つ

    名台詞、名場面の大渋滞で、尚且つストーリーも面白く、ぐいぐい引き込まれていった。これぞ名作。シェイクスピ

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    2024年01月19日

    Posted by ブクログ

    こういう潔癖な人間が欺瞞だらけの世界に我慢ならず狂っていく話がすごく好き。台詞の言い回しが格好良いというかウィットに富んでいるのも良いです。この世の関節は外れてしまった…。

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    2022年08月29日

    Posted by ブクログ

    そう言えばシェイクスピア読んだことなかった。教養として読んでおくべきだなと手に取る。
    戯曲ってこういうことか、と初めて知る。
    読みだすと、確かに面白い。深いことはわからんが面白い。長いセリフも重々しい言い回しも面白い。これが教養なのかと少し理解。
    しかし、人が簡単に死にすぎる…

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    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

     こういう高尚なものが楽しめる人間になりたい&20超えたしなってるのでは?と読みました。
    そう思いつつ絶対理解できへんやろなと考えてたんですけど、意外と楽しく読めました。(完全に理解できたわけでは...)

     なんとなくですけど、狂人を装ったハムレットの言葉が、むしろ本音をバーッて言ってるみ

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    2021年08月03日

    Posted by ブクログ

    悲劇という名に相応しい、退廃的な美を感じさせる結末がとても好みでした。
    舞台の台本の文体なので古い作品ですが読みやすかったです。

    0
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    福田恆存先生の解説はなんかおかしいような。メランコリー体質の理解が不十分なのではないか。



    しっかしまあシェークスピア先生はどんだけ人間が見えてたんだろうな。こういうのを書ける人が人生を生きるってのはどういうことなんだろう。

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    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

     四大悲劇の一つで、多くの登場人物が次々と死亡する。「To be or not to be」(生きるか死ぬべきか)という台詞が有名であるが、この部分の翻訳は、必ずしも上記の通りとは限らず、訳者によってさまざまである。

    0
    2024年03月02日

    Posted by ブクログ

    ハムレットの第五幕第一場でハムレットは墓掘り人夫によって掘り出された宮廷道化ヨリックの頭蓋骨を魅せられる。ハムレットは子どもの頃にヨリックに遊んでもらった。ハムレットは頭蓋骨を手に持ち、人生は無常だとホレイショに語る。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ではシャレコウベが重要なアイテムになっている。ハ

    0
    2022年12月05日

    Posted by ブクログ


    各々の生き方が力強く、けど運命とは計り知れない。そう思った内容だった。結局の所、はっきり分かってる事が少ないから本当に考察が楽しくなる。あと名言が多すぎて最高だ……
    「to be or not to be, that is the question.」

    0
    2021年11月20日

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