アントニーとクレオパトラ

アントニーとクレオパトラ

シーザー亡き後、ローマ帝国独裁の野望を秘めるアントニーはエジプトの女王クレオパトラと恋におちる。妖女の意のままになったアントニーはオクテイヴィアスとの大海戦に敗れ、クレオパトラ自殺の虚報を信じて自殺する……。多様な事件と頻繁な場面転換を用い、アントニーとクレオパトラの情熱と欲情を描いて四大悲劇と並び称される名作である。

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アントニーとクレオパトラ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年08月08日

    クレオパトラ 今のは嘘だとお言い、そうしたら、領地をやろう、よい身分に引き立ててやろう。痛い目に合わせた代りに、私を怒らせた罪は帳消しにしてあげる、それどころか、何でもよい、身の程を弁えた望みなら、必ず叶えてあげよう。
    使者 御結婚の話は嘘ではございませぬ、女王様。
    2015/07/24-07/30

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    クレオパトラ「シーザーは神にも等しいお方…私の名誉は進んで与えたものではない、あながちに奪い取られたものなのだ。」〜エノバーバス「(傍白)真偽の程はアントニーに訊いてみよう。大将、水漏りが大分ひどくなってきましたな、こうなっては沈没を見殺しにするほかはない、一番大事にしておいでだった方が逃げ出そうと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月17日

    新潮社が出版している他のシェイクスピア作品とは異なり、注釈が無く、読みやすそうだったので借りた。事実、他の作品と違い、読んでいるうちに筋を見失うことは無かった。
    ふたりとも如何にも感動的に死んでいくが、それまでの行動があまりにお粗末なので陳腐に感じられる。それは解題、解説の通り、偉大さを描いた後に必...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月13日

     『ジュリアス・シーザー』にてブルータスらに暗殺されたシーザー。彼の死後、ローマの政権は、後継者となつたオクテイヴィアス、マーク・アントニー、レピダスの三頭政治が敷かれてゐました。しかしアントニーはエジプトの女王・クレオパトラの色香に迷ひ、ローマを蔑ろにしてエジプトに入り浸りであります。オクテイヴィ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    解説から引用
    「アントニーとクレオパトラにとって、人生の移ろいやすさはわかりきったことであり、数多くの変化を目のあたりにしてきた彼らを今更何の変化も驚かすことはできない。人生の移ろいやすさこそ移ろいゆくことのない唯一のものなのだ。」
    というような解釈をとるもとらないも多様である
    というのが小説や演劇...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月22日

    シェイクスピアの悲劇の終わりを告げる作品。
    ジュリアス・シーザーと同様に、伝説や物語ではなく、英雄の生き様を追うという点で、他の喜劇や悲劇とはまた性格の異なったものとなっている。
    人間が生きて死ぬことを追っていくということは、その一生にどのような意味づけを見いだすかで大きくその姿を変える。しかも、今...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    あまり面白くなかった気が、、、私の読み方が悪いのかもしれないけど、やや無理やり感を感じた。
    やっぱり、マイナーな作品だからかなぁ、、、

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    Posted by ブクログ 2024年03月03日

     中年ならではの男女関係、人生観を、本作を通して味わえる。純愛ではない恋愛(というよりは不倫)、年齢を重ねた末に感じたことなど、若者の価値観と、どの点で違うのかを念頭に読むと、この話を楽しめるかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    飛び飛びで読んでしまった、、
    現代の生き方にも参考となるような悲劇的な作風。
    現実的な和訳が身に染みる。

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    Posted by ブクログ 2020年12月04日

    二人は惹かれ合ってるが、ロミオとジュリエットのような一途さは無い。物語も昂りがない。二人の最期もふらふらしながら萎むように朽ちていく。年齢を経て中年になると邪念が混じるのだろう。2020.12.4

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