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安政の大地震からふた月。芝の伊皿子坂に新たなのれんを掛けた見世があった。名前は夢屋。おかみのおたねには、震災で悲しい思いをした人たちを料理で元気づけたい願いがあった。見世の看板は、新鮮な玉子をつかった数々の料理。そして、蘭学者でもあるおたねの夫が仕入れてくる南蛮わたりの食材だ。人々の人情と料理のぬくもりに心いやされる新シリーズ誕生。
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Posted by ブクログ
初めての作家さん。 時代小説で人情物。料理屋が舞台。 好き要素しかないのに、手放しで「好き」と言えないのはどうしてかと考えると、女性が主人公なのに、なんだか硬くてそのわりに女々しい印象だからだった。 続きも読みたいとは思うけど積極性にかける。 (寝ぼけて2巻にレビュー書いていてびっくり!)
倉阪鬼一郎さんの新しいシリーズ「ようこそ夢屋へ」がスタートしました。2015.10発行です。人を治す医者、人を育てる教育者、人の病を治し人を元気にする様々な料理に創意を凝らす料理人・・・! 人にはそれぞれ忘れようにも忘れられない悲しい出来事があるけれど、その哀しさを乗り越えさせてくれるあたたかな料理...続きを読むと、心優しい人情、そして懸命に生きる人々の生き様が描かれています。期待の膨らむシリーズです(^-^)
南蛮の食材を、思考錯誤して料理する。今では普通に買える野菜たちも、江戸では見たことのない不思議な野菜だったというのが面白い。軽く読めるし、次巻も読もうかな。
亡くなった娘の名を屋号にした料理屋の「夢屋」.みんなを元気にする料理を工夫するところが面白いのだが,私たちにはおなじみの野菜でもどう扱っていいのか分からないのが気の毒で,あんまり美味しそうではないのが残念.
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