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夢を叶えるためホテルで働き始めた宗だったが、一流の味を学校に提供する「ホテル給食」に配属される。渋々向かった女子校で彼を待っていたのは、舌の肥えた我がままなお嬢様ばかり。豪華な給食にも「太る!」と全く手をつけない。元給食のお兄さんのプライドに懸けて、宗は彼女達のお腹と心を満たすことができるのか。
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Posted by ブクログ
佐々目が、帰ってきた! いや、正確には新しい学校に、赴任した。 今度は中学生。 しかも超お嬢様学校。 佐々目が相手にする子供達は、思春期に入り、問題はますます難しくなってくる。 太るから、食べない。 みんな一緒じゃないとダメ。 周りが望む子でいなきゃ。 彼女たちが抱える問題は、小学生よりももっと大...続きを読む人に近づいていて、もっと根本的なこと。 待っていれば誰かがやってくれる、だから私は何もしない。 それは違う。 このシリーズで繰り返し言われるのは、あなたの人生を周りはずっと守ってはあげられない、ということ。 「嫌いでも苦手でも面倒でも、食べなければならないものはある。 人に食べやすくしてもらってではなく、自分から手を伸ばして。」(200頁) でもそれには勇気がいる。 とても怖いことだ。 特に思春期、ましてや女同士の中なら。 それでも戦わなければならない時が必ず来る。 その時、力の源になるのは、......食べ物。 私はとてつもなく悲しい出来事にぶつかった時がある。 その時わたしはすき焼きを食べた。 こんなに悲しくて辛いのに、なんで食えるんだ、なんで腹が減るんだ、そう思いながら泣き泣き食べた。 ちゃんと喉を通った。 消化を助けたのは大根おろし。 わたしの心の大根おろしは、パートナーと、本だった。 力をつけて、泣きながら食べて進んだその先には、ちゃんと、希望が待っていた。 食べ物は人そのもの。 強くなるため、生きるために人は食べる。 私たちは、今、ちゃんとここに生きている。 さあ、食卓に並べよう。 自分の願いと、大事な人の未来を叶えるための、そんな料理を。
生徒たちの問題が、異食症とか、身近でなくても何だか他人事じゃなく感じられて、濃やかで、完成度の高さを強く感じた。やっぱり大すきなシリーズ。毛利さんの栄養バーが健在で根深いなあと思う。ホテル給食としてデザートにケーキまで出て来るって華やかで凄いなあ。メニューのバリエーションが豊富で、ナイフとフォークの...続きを読む堅苦しさを感じるよりも、毎日の給食が楽しみになってしまいそうと、ダイエット的にはつらそうだから物語として割り切った上で思ってしまった。実際にこんな風だったら、残すことは罪悪感があって難しいから朝と夜で調整かな。
夢を叶えるためホテルで働き始めた宗だったが、一流の味を学校に提供する「ホテル給食」課に配属される。渋々向かった女子校で彼を待っていたのは、舌の肥えた我がままなお嬢様ばかり。豪華な給食にも「太る!」と全く手をつけない。元給食のお兄さんのプライドに懸けて、宗は彼女達のお腹を心を満たすことができるのか。大...続きを読む人気シリーズ、第四弾! 前作の終わりが、給食のおにいさんを卒業してホテルで働き始めることになる!だったので、 せっかく今まで面白かったのに卒業して 今度はホテルの話になるのかな、と思っていたが、 ホテル給食とは!そうきたか。 今度の舞台はお嬢様学校。 新たなキャラクターも出てくるけど、 やっぱり今までの小学校が舞台の方が面白すぎて 全力で面白かった、といえないのが残念。
前作の「卒業」がラストだと勝手に思いこんでました。 なので、書架で見かけたときはちょっとびっくり。 私立女子中学で再びコンビ(?)を組むことになった、笹々目と毛利。 まあ、当然小学校より抱えている問題は複雑になり、 さらに一筋縄ではいかない。 何不自由なく育ち、それゆえの社会の反発を受けながらも、...続きを読む やはり温室育ちな彼女たち。 感情移入度は小学生の方が高かったが、 また昔の小学校の仲間が集ったり、 修道女の先生にも秘密があるようで、次作にも期待。
同シリーズ最終巻...だと思い込んでいたけど、どうやら違うな、これは...。 前巻までとは舞台が変わり、ちょっと馴染みが無く話の中に没入できないのは残念。 未知に近い環境とか設定は面白くはあるけれど、無意識の内にページを読み進むのが早くなっていた(自分は、感動的に面白いときは遅くなる)。 最後の大団...続きを読む円も、え?、それって良いのか?と少し不自然さを意識させられてしまった。 前巻までの”面白かった”感に良い意味で引きずられて読み終えた。 面白かったのだが少し消化不良気味。
裏側では給食のお兄さんたちが頑張って給食を食べてもらおうと苦労してるのに、それを理解しないワガママなお嬢様やシスターに腹が立った。
「卒業」までの3作ほどおもしろくはなかった。 なんなの、あの生徒たち。 「卒業」で惜しまれつつ終了してた方が良かったんじゃないか、とも思う。 ささめのことは応援してるし、毛利もまた登場して嬉しいけど、なんかな~。 味方になってくれる先生がもっと出てくればいいのに。 ホテル給食を残すなんて許せない! ...続きを読む シスター入江の10年前の雑誌記事が気になる。 「浪人」で明らかになるのかな。 っていうか、「浪人」もまたこの学校が舞台なのか?
お前ら、口開けて待ってろ! 給食のお兄さんが帰って来た───。 佐々目と子犬顔の毛利に、また会えたのが嬉しくて、わくわくして読み始めた。 でも、さほど引き込まれなかったのはなぜなんだろう… 舞台は白蘭女子学院中学校。 年間給食費15万円、オシャレで豪華なホテル給食を、お嬢様たちは嫌だとおっしゃる...続きを読む。 私にしてみれば、給食を残してもいいというだけで羨ましい限りですが…。 彼女たちに美味しく給食をたべてもらうため、残菜率を少しでも下げるため、奮闘する佐々目と毛利。 愛情ゆえか、指導するシスターの入江は、生徒たちばかりか彼らにも厳しい。 「ダイエット異食症」というものを初めて知りました。 食べることは生きることと同じ。 でも、彼女たちにとって、お腹いっぱい食べることは罪悪感を伴う行為。 経済的にも恵まれて、なにより健康であるのに、彼女たちの心の闇は深い。 相手を変えることは難しい。 それができないのなら、自分が変わればいい。 そうすれば周囲も変わってくれるはず。 そうは言っても、なかなか難しい…です。
「ホテル給食」の調理員として、私立のお嬢様中学校へ配属された佐々目。その希少さから新聞で取沙汰されるようになった"栄養教諭"の毛利も呼ばれ、また見た目黒のお兄さんと腹黒チワワのコンビが復活。 しかし、前巻までの公立小学校とはまた勝手が違って一筋縄ではいかないお嬢様ばかりで。その所...続きを読む為だろうか、物語も失速したように感じた。 女の園コエェー。 白いテープってなんなの?
給食のおにいさんシリーズ第4弾! 今までの公立小学校から私立女子中学校に舞台をうつした物語…。 小学校とお嬢様系私立女子中は勝手が違うとは思うけど、面白味も半減したような…。 全3作でキッチリ終わらせたほうがよかったような、おまけとしての物語もあったほうがいいようなそんな感じ。
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