劉邦(下)
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劉邦(下)

1,760円 (税込)

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【宮城谷昌光作家生活25周年記念作品】

天下をめぐる項羽との決戦は、最終局面・垓下(がいか)の戦いへ――
楚漢戦争、ここに終結!


項羽軍は秦の大軍を撃破、最大の宿敵・章邯(しょうかん)を下す。
一方、秦王嬰(えい)は劉邦に降伏、劉邦は秦の都・咸陽(かんよう)に入る、待っていたのは酒と美女であった。しかし、関中(かんちゅう)への入り口である函谷関(かんこくかん)を閉じた劉邦に反感を抱いた楚の軍師・范増(はんぞう)は、項羽に劉邦を討つことを進言。事態を把握した劉邦は鴻門(こうもん)に赴き、項羽に謝す。
項羽は西楚霸王と名乗り、劉邦を巴、蜀、漢中の王に封じた。劉邦にとっては「左遷」である。
項羽と天下を争うことを決意した劉邦は、韓信を大将に登用し、関中への兵を挙げる!
劉邦は趙、魏、韓、燕、漢の56万の連合軍を率いて項羽攻略に向かうが、奇襲に遭い……。


「背水の陣」「四面楚歌」「左遷」……数々の故事成語が生まれた、中国史上最大の戦はついにクライマックスへ。


自らの信念を曲げ、項羽との和解を破った劉邦の真意とは?
決死の反撃を繰り出した項羽の運命やいかに?
二人の男がぶつかるとき、中華全土に閃光が走る!


「天がわれを滅ぼそうとしているのであって、戦いに罪があったわけではない」

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劉邦 のシリーズ作品

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  • 劉邦(上)
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    【宮城谷昌光作家生活25周年記念作品】天下人の器とは――一人の男の信念に、綺羅星のごとき才が集結す。中華全土を巻き込んだ、最強のライバル対決が始まる!中国史を代表する名君・劉邦の活躍を、歴史小説の大家が鮮やかな筆致で描き出 す傑作長編。秦末の混乱期における劉邦と仲間たちの挙兵から、天下を分ける項 羽との決戦まで、圧巻のスケールで展開!酒好きで女好き、一介の地方役人に過ぎなかった劉邦が、なぜ中華全土を統一する王となるに至ったのか。稀代の英雄譚の序章!宮城谷昌光「劉邦がこれほどおもしろい男とはおもわなかった」
  • 劉邦(中)
    1,760円 (税込)
    最強の宿敵(ライバル)・項羽台頭!人が人の才を見抜き、その集積が歴史を動かす。 一介の地方役人に過ぎなかった劉邦が、天下人となるまでの戦いを鮮やかに描き出す。 中国歴史小説の巨匠による渾身長編、第二幕! 〈宮城谷昌光作家生活25周年記念作品〉 最強の宿敵(ライバル)・項羽台頭! 劉邦は民の絶大な信頼を得ながら進撃を続けていく。 人が人の才を見抜き、その集積が歴史を動かす――傑作長編第二幕! 民に推され沛県の令となった劉邦は、近隣の県を平定しながら勢力を拡大していく。 行軍中に名軍師・張良との出会いがあった。 楚と結んだ劉邦は項羽と共に秦の城を攻め続けるが、戦地に衝撃の一報がもたらされ......。 物語は怒濤の展開へ! 一介の地方役人に過ぎなかった劉邦が、天下人となるまでの戦いを鮮やかに描き出す。
  • 劉邦(下)
    1,760円 (税込)
    【宮城谷昌光作家生活25周年記念作品】 天下をめぐる項羽との決戦は、最終局面・垓下(がいか)の戦いへ―― 楚漢戦争、ここに終結! 項羽軍は秦の大軍を撃破、最大の宿敵・章邯(しょうかん)を下す。 一方、秦王嬰(えい)は劉邦に降伏、劉邦は秦の都・咸陽(かんよう)に入る、待っていたのは酒と美女であった。しかし、関中(かんちゅう)への入り口である函谷関(かんこくかん)を閉じた劉邦に反感を抱いた楚の軍師・范増(はんぞう)は、項羽に劉邦を討つことを進言。事態を把握した劉邦は鴻門(こうもん)に赴き、項羽に謝す。 項羽は西楚霸王と名乗り、劉邦を巴、蜀、漢中の王に封じた。劉邦にとっては「左遷」である。 項羽と天下を争うことを決意した劉邦は、韓信を大将に登用し、関中への兵を挙げる! 劉邦は趙、魏、韓、燕、漢の56万の連合軍を率いて項羽攻略に向かうが、奇襲に遭い……。 「背水の陣」「四面楚歌」「左遷」……数々の故事成語が生まれた、中国史上最大の戦はついにクライマックスへ。 自らの信念を曲げ、項羽との和解を破った劉邦の真意とは?  決死の反撃を繰り出した項羽の運命やいかに?   二人の男がぶつかるとき、中華全土に閃光が走る! 「天がわれを滅ぼそうとしているのであって、戦いに罪があったわけではない」

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     劉邦を描いた三部作終の巻は、息つく暇もないほどの密度で展開された戦記であった。これぞまさしく楚漢戦争であろう。
     劉邦という人を思うと、やはり即位後が簡略にさえ記されなかったところは物足りなさを感じる人も多いだろう。儒教の取り入れと、乱れた治世。あるいはこれは彼の没後ではあるが、呂皇后の戚夫人への

    0
    2015年07月23日

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎の項羽と劉邦とはまた違った面白さでした。
    わりとあっさりした印象の作品です。

    統一後のドロドロした権力闘争を誰か書かないかな。
    あまりに幻滅なので、読む人は少ないかもしれないけど。

    0
    2020年07月07日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに宮城谷さんの小説を読みました。いつ読んでも、何を読んでも面白い!

    後書きで宮城谷さんが書いていたこと、項羽には親近感があったけど劉邦は鋤になれなかった、というのはまさに私もそれで、どちらかというと項羽の方が好きでした。
    今もそれは変わらないのですが、この小説を読んだら劉邦への見方も少し変

    0
    2017年11月12日

    Posted by ブクログ

    七十余戦負けたことがなかった項羽が、初めて敗れた時が命を落とすことになったのに比べ、劉邦は幾度となく楚軍に敗れながらも最後は天下を取る。運と人間力の違いをまざまざと感じる物語である。

    0
    2015年12月26日

    Posted by ブクログ

    あとがきをよんで納得
    筆者の「香乱記」を読んで劉邦が嫌いだ、と思った。この本の後書きで筆者は「筋が通らない劉邦は嫌いだった。」とあり納得した。
    しかし、司馬懿が裏切りったとき「われはあなたを裏切ったかもしれないが、国家を裏切ったわけではない」といったことから、劉邦を再評価したことに納得した。ただ、司

    0
    2015年11月05日

    Posted by ブクログ

    最後になって〝先生〟っぽくなちゃった。史記にはこう書いてあり,漢書にはこうかいてあるが,どういうことか判断つかないってね~楚は趙を救いに秦の1/10の兵で向かいこれを撃破し,碭に留まっていた劉邦にも征西の要請が届く。劉邦は,まっすぐ北へ向かわず,北の昌邑を攻めるが果たせず,酈食其の手引きで陳留に招か

    0
    2015年10月24日

    Posted by ブクログ

    劉邦という自分を著者なりに分析し、理解し、消化している。劉邦はある意味で、単純であるように見えて、理解しにくい点がある。漢帝国の建設という偉業を達成できたのは、国家に平和と安定を求める才能ある人々が劉邦と言う乗り物をうまく利用したのかもしれない。

    0
    2015年08月14日

    Posted by ブクログ

    歴史に名高い劉邦が挙兵してから天下を治めるまでの話。
    名前は知っていたけどちゃんと知らなかったので良い機会だった。
    小さな集団だった劉邦軍が劉邦の人徳でどんどん大きくなっていく。筋だけは決めてあとは部下に任せるスタイルが結果的に部下を育てることになり、それぞれが強くなったことが天下をとるのに大きな要

    0
    2018年02月19日

    購入済み

    勉強になりました

    古代中国史を学ぶ上にも勉強になりました。

    0
    2016年08月22日

    Posted by ブクログ

    将棋や囲碁じゃないけど、終局が迫りある程度残された手順が見えてきているので、ワクワク感は少しトーンダウン。戦況報告と事務連絡が多くなってて、魅力的な重臣とのやりとりが少なくてちょっとものたりない。

    0
    2016年03月24日

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