天下城(上)

天下城(上)

693円 (税込)

3pt

3.8

我らの頼り、志賀城が落ちた。信濃での平穏な暮らしは武田軍に踏みにじられた――。その日こそが、戸波市郎太の原点となった。若者は軍師の弟子となり、戦国乱世に遍歴を続けた。だが師の逝去により、その道を絶たれてしまう。運命は、彼を名高き近江の石積み、穴太(あのう)衆のもとへ導いたのだった。鍛えあげた戦略眼と最高峰の技術を受け継いだ男は、やがて、日本一の城造りとなる。

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  • 天下城(上)
    693円 (税込)
    我らの頼り、志賀城が落ちた。信濃での平穏な暮らしは武田軍に踏みにじられた――。その日こそが、戸波市郎太の原点となった。若者は軍師の弟子となり、戦国乱世に遍歴を続けた。だが師の逝去により、その道を絶たれてしまう。運命は、彼を名高き近江の石積み、穴太(あのう)衆のもとへ導いたのだった。鍛えあげた戦略眼と最高峰の技術を受け継いだ男は、やがて、日本一の城造りとなる。
  • 天下城(下)
    737円 (税込)
    戦国武将たちは、自城の守りを固めるため、城造り・戸波市郎太の力を求めた――。織田信長の再三の要請を受け、市郎太は覇王の言う「天下城」を造ることを約束する。その機会が訪れる前にも多聞山城や合戦前の長篠城を手がけ、技術を磨いた。乱世を平定した信長は、近江に城を築くことを決めた。伝説となった安土城の栄枯盛衰。そして数奇な運命を生きた鬼才の生涯も幕を閉じる。

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天下城(上) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年01月26日

    佐々木譲の歴史もの。

    いいね。やっぱり面白い。
    石積み師を主人公に据えた物語とは……、時代物・歴史ものに疎い身には非常に新鮮だった。

    武田信玄をあそこまで悪役に描かれた創作物も、目に新しいし(笑)。

    下巻が楽しみ。

    ★4つ、8ポイント。
    2016.01.26.図。


    ※妻帯したにも関わらず...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月02日

    武田信玄、村上義清、長尾景虎など、戦国時代の名だたる武将が登場する。
    どう石積み職人になるのか、展開が読めない。

    0

    Posted by ブクログ 2012年06月27日

    冒険小説的。一気に読める。
    武田に落ちた志賀城の武士の子である主人公が、山に売られ逃げ出し、戦術を学ぶ。
    ひょんなことから石積みの下に弟子入りし、色々な戦国武将の城つくりに携わることとなる。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月18日

    穴太衆・・・信長の城を初め
    多くの石垣を積み上げてきた集団

    城に仮託して理想を求める男の
    姿を佐々木先生が描き出してます

    本当にあったかのように読者を導く
    作家の力を味わってください

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月26日

    全2巻。

    山本兼一著、「火天の城」の
    サイドストーリーみたいな話。
    安土城を創った人。
    著者は違うけど。

    火天の城は、
    大工の棟梁・岡部又右衛門が主人公だったけど、
    こっちは火天の城にも出てきてた
    石積みの頭領が主人公。
    ただ、この主人公は著者の創造なので、
    火天の城の頭領とは別人。

    主人公の...続きを読む

    0

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