仮借なき明日

仮借なき明日

660円 (税込)

3pt

3.5

大手農機メーカー勤務の原田亮平は、暴力への衝動を身の内に秘めたタフな男。そんな彼がフィリピン・サンビセンテへの出張を命じられる。現地向上で不良品が異常に発生しており、実情を確かめるためには、どんな手段も厭わないという。現地入りした原田を待っていたのは、総責任者に支配された工場と、やくざと汚職警官の専横を許す壊滅的な状況だった。悪を追いつめ、狩りたてる男を描く長編。

...続きを読む

仮借なき明日 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年10月04日

    個人的に、こうゆう男らしい、昭和っぽい、ハードな話は好きですが、果たしてただのサラリーマンが、銃を売ったり喧嘩をしたり、そこまで出来るだろうか?
    また、フィリピン現地に問題を解決に赴いたのに、会社が求める解決法が違うのではないか?と謎に煽りまくり殺し合いまくる後半には、もう少し機転の効いたサラリーマ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月22日

    久々がっつりハードボイルド!
    大手農機メーカーに勤める36歳。デキるから媚びない繕うこともない。そこそこ修羅場を経験し、瞬時の判断は常に冷静で正しい。会社で唯一の理解者である常務から頼まれ、比国に進出した工場での不正や専横を暴くため、秘密裏に派遣される。

    エピローグで知れるけど、解決シーンは想像の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年01月15日

    サラリーマンハードボイルドという感じ。田舎に放り込まれた異分子としての主人公という設定が西部劇を彷彿とさせる。

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月14日

    農機メーカータジマ勤務の原田亮平。
    経営企画室のミッションとして、フィリピン工場の実態調査に乗り出す。

    佐々木譲作品らしからぬ作品だったと言える。
    まあ、初期作品であるため、仕方のない面もあろう。

    結局、最後まで原田のキャラクターがよく掴めない。
    頭を使うのか?体を使うのか?
    残忍であるのか?人...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月14日

    自社の中国工場での話を思い出した。こんなハードボイルドな主人公はサラリーマンにはいない。途中から「特命係長 只野仁」を思い出し、突っ込みいれながら読みました。

    0

仮借なき明日 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

佐々木譲 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す