美しい日本の私
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美しい日本の私

627円 (税込)
313円 (税込) 5月23日まで

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3.8

ノーベル賞授賞式に羽織袴で登場した川端康成は、古典文学や芸術を紹介しながら日本の死生観を述べ、聴衆の深い感銘を誘った。その表題作を中心に、今、日本をとらえなおすための傑作随筆を厳選収録。
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美しい日本の私 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月19日

    川端康成のノーベル賞記念講演を中心にまとめた1冊。
    古典、四季、芸術など様々な視点から日本人が持つ美意識を振り返っている。
    こういった心の豊かさが筆を走らせている源となっているのかと感じた。
    読み返したくなる1冊。

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    Posted by ブクログ 2018年04月15日

    本書は1968年に、川端康成が日本人初の受賞者となったノーベル文学賞のスピーチ「美しい日本の私」(サイデンステッカーによる英題は「Japan, the Beautiful, and Myself」)を含む、随筆集である。3日間の徹夜のもとで、スピーチ直前に書き上げられた「美しい日本の私」は、やはり川...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月12日

    日本、自然への川端康成の愛情がうかがえる随筆集。川端康成ほどの日本を代表する作家が「日本的」について思考し追求していたことが何だか嬉しい。
    自然に溢れた春の山の風景、日本人が心に描く心のふるさと。これが日本的なものの象徴であるのかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2023年04月03日

    川端を斜めから楽しむ勢だが、けっこう正面から読んで、いいなと感じた。
    そして誠に月並みなことに、よく聞く(引用される)ものほどいいな、と。



    川端のノーベル賞受賞記念講演を軸に、日本文化について述べた随筆を厳選!
    ノーベル賞授賞式に羽織袴で登場した川端康成は、古典文学や芸術を紹介しながら日本の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月04日

    ノーベル賞受賞後の記念講演会での講演「美しい日本の私」を含む、戦前戦後のエッセイをまとめたもの。どのお話にも川端康成の「日本の美」に対する思いが込められている。川端の感じる美というのは、日本画や自然にとどまらず、源氏物語などの小説や勤勉な労働者など幅広く、本質的には「もののあはれ」に表現される、純粋...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月30日

    川端康成が、このような随筆を書いていたとは知りませんでした。
    文化という中から「美」という側面を切り出し、
    日本の古典文学なども例に挙げて語っているようです。
    私のような凡人にはよく分かりませんが、ある意味鈍感でもあり、鋭敏でもあるという不思議な感覚を覚える文章です。
    いずれにしても、「文化」という...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年04月07日

    (2021-04-07 3h)

    実は未だ川端康成さんの本は読んだことがありません。ただ、タイトルに惹かれて、この本を手に取りました。
    『花は眠らない』。「花は眠らないと気がついて、私はおどろいた。」この一節からぐぐいと惹き付けられました。最高です。
    『源氏物語』『枕草子』への思い入れも強く書かれて...続きを読む

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