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大雪の中、野ざらしの遺体を一人見守る自衛官。娘の生死を巡って激しく口論する夫婦。幽霊が出ると噂のある川原に駆けつける遺族。娘の遺体に遺品の携帯電話を供えて祈る夫婦。土葬した遺体を掘り起こして火葬し、供養する僧侶……。釜石市の遺体安置所に焦点をあて、絶大な評価を得たドキュメンタリー『遺体』の著者が、同作では描けなかった小さな物語をすくいとったノンフィクションが本書です。マスコミが報道してこなかった震災の真実を、つぶさに取材してきた石井光太が、震災の果てに見出した希望とは……。
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これが現実
あくまでも感想であり 読む人により思いは違うと思います。自分らは報道の一部分しか知らずにいたことの居たたまれなさを感じました。自分が被災者であったとすれば多分同じ感情や行動をとっただろうと考えさせられました。遺体とはまた違った見方ができてあらためて震災のもたらした脅威を感じざるを得ませんでした。
Posted by ブクログ
テレビなどでは知り得ない当時の生々しい状況や人々の混乱を知ることができた。二度とこんなこと起こってほしくない。
著者の別作品の「遺体」では東日本大震災を、遺体の処理を軸に書かれていたが、この作品では、震災をどう乗り越えたかという話のほかに、復興への失敗談なども読めて貴重だった。 避難所でのいじめ、暴力、 被災地での窃盗、 被災者とボランティアの方々との軋轢、無神経にはしゃぐボランティアの方など。 今後またどこ...続きを読むかで自然災害が起きた時のためには、美談よりも失敗談を集めた方が今後の役にたつと思うので、 被災者、ボランティア、野次馬等のもっとトラブル事例に特化した本が出版されるといいのに感じた。
東日本大震災被災地のルポ『遺体』の著者が、書ききれなかった部分を本書に記したものです。 報道されていない「負」の部分が分かります。 きれいごとでは片づけられない人間の感情がひしひしと伝わります。 痛いです。
今までに読んだ震災関係の本はおよそ“良い話”でしたが、本作は影の部分にもスポットが当てられている、という印象。火事場泥棒や、被災者によるボランティアスタッフへのセクハラなど、読んでいて嫌な気分になるところも多々。また、凄惨な現場の描写も読むのがとても辛い。 けれど、どれも目を背けてはいけない現実な...続きを読むんでしょうね。 そうした点で必読感はあるものの、本作の非常に残念な点は、報道する側の人間は時として被災者の意向に反して傷ついた現場の状況を写真に納めたりレポートしなくてはならないことを、「もっと酷いことをしてる(一般の)人がいる」と言い訳していたこと。 そこは罪悪感を持ちつつも、言い訳すること無く使命感を優先させて断行して欲しいところ。言い訳するくらいなら、そんな仕事止めちまえと思っちゃうわけで。
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