おいしい人間

おいしい人間

小説・文芸
652円 (税込)

3pt

内田百【門+月】先生からの一通の手紙、イヴ・モンタンとの再会、藤田嗣治のアパルトマンでの日本食作り、司馬遼太郎との食膳に有吉佐和子からの長電話など、大切な人々とのくすりとする思い出。特製「老人食」リハーサルメニューもあって、心にも胃にもおいしいエッセイ集。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

おいしい人間 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本屋でパラッとめくってみたら、
    「司馬遼太郎先生は美男である(いささか蒙古風)。」
    「安野光雅画伯も美男である(いささかインディアン風)。」
    という二文が目に飛び込んで来た。
    私の二大好きな人が同じページで並べて語られている。しかも、確かなリスペクトと若干のユーモアと共に。これは読まねばなるまい。
    肝心の高峰秀子サンについては、大スターだったらしいということしか知らず、映画も二本くらいしか観たことがない。まいっか。あ、というよりもそれこそ、何冊か読んだ安野光雅のエッセイ(とりとめのない)に、たびたび登場していたような気がする。イイ女、というよりは、健康的で老いてもなお可愛らしい、みたいなイメージ。

    読んでみたら、意外と男前というか、気っ風の良い奥さんである。幼い頃から芸能界に生き、家族関係も麗しくはなかったようで、結婚してからは病気の多かったらしい旦那さんをよく支え、出会いもあれば別れもあり、という人生を。美談っぽくも哀れっぽくも語れるけれど、気取らずシャクシャクと書かれていて好きでした。淡々と、という感じではなく、けっこう怒れる女優サンなところが多く、それを取り繕おうとしないところがまた素敵でした(笑)。
    冒頭で挙げたお二人もそうだけど、高名な方々との社交録という面もあり、私としては不勉強だった画家さんたちの名前を知るきっかけになって面白かった。
    電子書籍で読んだので、読みながら指一本でぴぴっとググれて作品の画像もなんとなく見れちゃう。便利。

    0
    2015年11月05日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに高峰秀子さんのエッセイ。やっぱりこの方いいな。会ってお話ししたい。とてもさっぱりしてて、ご自分の意見もあって、美味しいものが好きで、口が悪くて。全部魅力的。

    0
    2012年08月26日

    Posted by ブクログ

    著者のエッセイですが、強い女感満載でストレートな表現についつい読み入ってしまいました。
    視点の先がわかりやすくて、なおかつ鋭いです。
    あっという間に読み終えました。
    ただ、積本の多さが異常で、この本の帯も2012年になっていて驚きでした。
    一昨日くらいに買った感覚ですが、あっという間に月日が流れてしまい、本も読むペースが溜まるペースに追いついていないです。

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    高峰秀子さんの「人間」描写には
    いつも脱帽させられる。
    そのお人のお人柄は無論のこと
    その格好、様子、お声、所作、
    までが 見事に描かれていく
    特に 
    その人とご一緒されている
    エピソードが語られている時には
    すぐそばに臨席させてもらっている
    気がしてしまうのです。

    0
    2026年05月07日

    Posted by ブクログ

    「高峰秀子」のエッセイ集『おいしい人間』を読みました。

    「高峰秀子」作品は今年6月に読んだ『にんげんのおへそ』以来ですね。

    -----story-------------
    素晴らしき仲間との交友エッセイ

    「内田百けん【門+月】先生」からの一通の手紙、「イヴ・モンタン」との再会、「藤田嗣治」のアパルトマンでの日本食作り、「司馬遼太郎」との食膳に「有吉佐和子」からの長電話など、大切な人々とのくすりとする思い出。
    そしてカレーを訪ねてインド・スリランカにすっ飛ぶ行動力に、特製「老人食」リハーサルメニューもあって、心にも胃にもおいしいエッセイ集。
    -----------------------

    「高峰秀子」が、素敵な友人知人たちとの想い出をユーモアと情感溢れる素敵な筆致で描いたエッセイ集、、、

    素直な心と優しい眼差しで描かれる人々の人生… その人生の一部分を一緒に愉しんでるような気持にさせてくれる作品です。

     ■私の丹下左膳
     ■パリのバラ、東京のバラ
     ■『小僧の神様』
     ■気になる本『浮雲』
     ■夏のつぎには秋が来て
     ■縫いぐるみのラドン
     ■レースのショール
     ■ふしぎの国のオギス
     ■ヘチャプリ大王
     ■ちょっと描いてみたくなっちゃった
     ■マリー・アントワネット
     ■薔薇
     ■翡翠
     ■甘茶でカップリ
     ■人間たらし
     ■「アンノー」という人
     ■おいしい人間
     ■タクシー・ドライバー
     ■しあわせな位牌
     ■お姑さん
     ■おかげ人生
     ■死んでたまるか
     ■喫煙マナー
     ■羽ふとん
     ■カメラの中の私

     ■自力回復―台湾薬膳旅行
     ■梅原龍三郎と、キャビア
     ■出口入口
     ■眼から芽が出た
     ■白日夢―北京宮廷料理
     ■文庫版のためのあとがき

    素敵な知人友人との交友録的なエッセイ、旅行記的なエッセイ、料理や食事にスポットを当てたグルメリポート的なエッセイ等があるのですが… イチバン印象に残ったのは、カレーライスへの拘りや探求を描いた『眼から芽が出た』ですね、、、

    私もカレーライスに限らず、カレー&ナンも含めて、カレーは大好き… 読んでいると、お腹が空いてきて、カレーが食べたくなりました。

    明日はカレーを食べるかなぁ… と、そこまで本気に考えながら読んでしまいました。

    描かれている内容には、海外旅行や高級な食事等、一般庶民の生活とはレベルの違いを感じさせるものもありますが、気取らない口調で思い出が綴られているので、親近感を感じることができる作品でしたね、、、

    何気ない日常にキラリと光る部分を見つけだす観察眼が優れているうえに、柔らかでユーモア溢れている文章で生き生きと描かれていることが、その要因なんでしょうね… 疲れた頭をリフレッシュするのにぴったりです。

    0
    2022年11月19日

    Posted by ブクログ

    一流の女優にして、一流のエッセイスト。
    ユーモアあふれる筆致と、巧まざる人物評。
    読んでいると、心がホッコリするのは読書子だけだろうか。

    0
    2014年03月06日

    Posted by ブクログ

    高峰秀子さんは私の大好きな女優さんです。スクリーンでは可愛らしかったり、妖艶であったりどの役柄も素敵でした。彼女の書いたものを一度読んでみたいと思っていたので、『わたしの渡世日記』はずーっと後の楽しみに置いておくとして、まずは手始めにこのエッセイを読みました。 感じたことを一言でいえば、彼女はとても気風が良いということでしょう。もちろん文章はうまい。気品の奥に若干の反骨心が隠されているのが心地いい。彼女は大女優にして、一流のエッセイストだと思います。

    0
    2012年01月28日

    Posted by ブクログ

    すごく自分(作者)の言葉で書いてある本です。
    そしてその作者の気持ち、感性の豊かさに羨ましいという感じを受けます。とっても正直で、飾らない。
    80過ぎまで、そんな気持ちで生きて行かれた・・・、さぞ、ステキな方だったのでしょう。

    0
    2011年11月16日

    Posted by ブクログ

    潮出版社、1992年5月
    文春文庫、2004年7月

    文春文庫で読んだ。
    本書もやはり人名録になっており、高峰秀子がどれだけ人を見ていたか、人と係わっていたか、がわかる。
    そういう人だからこそエッセイストに転身できた、ということなのかも。

    @

    目次
    私の丹下左膳 ●大河内傳次郎
    パリのバラ、東京のバラ ●イヴ・モンタン
    『小僧の神様』 ●志賀直哉
    気になる本『浮雲』 ●林芙美子
    夏のつぎには秋が来て ●室生犀星、内田百閒、宮城道雄
    縫いぐるみのラドン ●花柳章太郎、伊東深水、万耀
    レースのショール ●宮本三郎
    ふしぎの国のオギス ●荻須高徳
    ヘチャプリ大王 ●藤田嗣治
    ちょっと描いてみたくなっちゃった ●前田青邨
    マリー・アントワネット ●梅原龍三郎
    薔薇 ●梅原龍三郎
    翡翠 ●円地文子
    甘茶でカップリ ●斎藤茂吉未亡人、梅原龍三郎
    人間たらし ●司馬遼太郎
    「アンノー」という人 ●安野光雅、有吉佐和子
    おいしい人間 ●料理店敦煌の市原さん
    タクシー・ドライバー
    しあわせな位牌 ●水野正夫、養母
    お姑さん ●松山善三の母
    おかげ人生
    死んでたまるか
    喫煙マナー
    羽ふとん
    カメラの中の私

    自力回復—台湾薬膳旅行
    梅原龍三郎と、キャビア ●梅原龍三郎、バベットの晩餐会(アイザック・ディネーセン原作、ガブリエル・アクセル監督)
    出口入口 ●松山善三
    眼から芽が出た ●カレーライス
    白日夢—北京宮廷料理

    文庫版のためのあとがき

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    名エッセイストとしての高峰秀子の軽いエッセイ集。人物観察の的確さや軽い皮肉的表現はさすがに面白い。映画関連の文章が(大河内伝次郎以外は)少ないので映画ファンには物足りない本である。

    0
    2015年06月26日

おいしい人間 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

高峰秀子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す