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海外渡航を試みるという大禁を犯した吉田松陰は、郷里の萩郊外、松本村に蟄居させられる。そして安政ノ大獄で死罪に処せられるまでのわずか三年たらずの間、粗末な小屋の私塾・松下村塾で、高杉晋作、久坂玄瑞、吉田稔麿らを相手に講義を続けた。松陰が細々と蒔き続けた小さな種は、やがて狂気じみた、凄まじいまでの勤王攘夷運動に成長し、時勢を沸騰させてゆく!
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Posted by ブクログ
伊藤博文が高杉晋作を 「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」 上海から帰国して過激な直接攘夷活動を行うようになるまで。 鎖国を辞め外国した方が良いが、 今の体制では儲けるのは徳川幕府のみ。 攘夷で外国を怒らせ戦争になれば徳川幕府と言ってる場合じゃ無くなり、天皇中心に開国するようになる
松下村塾の存続期間が3年だけとういうこと、そのうち高杉晋作がいた期間はたった1年であること、驚きでした。 獄中の松陰と晋作の書簡でのやりとりに、師弟の強い結びつきを感じました。 松陰が死罪になった後の描写が圧巻でした。 「この日、江戸はみごとな晴天で、富士がよくみえた」 どんな苦難も明るく乗り越...続きを読むえていく強靭な強さを持った、松陰の生前の姿を彷彿とさせる一文であると思いました。 主人公は、松陰から晋作へバトンタッチです。 晋作が、自分の生き方に悩んでいるときの胸の内を記したフレーズ 「真の強者の道は自分の天命を知り、みずからの運命に満足することであるかもしれない」 心に響きました。 熱血漢の晋作が、3巻以降どのように行動していくか楽しみです。
吉田松陰と高杉晋作。性格の違う二人の生き様がそれぞれ凄い。吉田松陰は、抱いていたイメージと違って、真面目で不器用で正直でなんだかかわいらしい人だなぁと。 その最後が呆気なくて残念でした。 高杉晋作の戦争によって世を変えようとする考え。戦争は避けるべきだと思いますが、人や社会を変えるにはある程度のショ...続きを読むック療法が必要だとは思います。 難しい問題。次巻が楽しみです。
松陰の死からスーパーファンキーボーイ2代目高杉晋作の話。このひとちょっとサイコパスっぽいぞ。おもしろい。
吉田松陰の志と学ぶ姿勢に圧倒される。その時代の課題感に命を賭して、志を実現するために、学ぶ姿勢が目を見張る。特に命懸けの密航をしてまで外国から学ぼうとする姿が驚異的である。多くの組織が閉鎖的でタコツボ化している現代にもこのような志士が必要であり、自分がそうあれるように学びを怠ってはいけないと強く感じ...続きを読むる。 以下、印象的なフレーズ。 ・英雄もその志を失えば、その行為は悪漢盗賊とみなされる。 ・学問とはこういう時期の透明な気持ちから発するものでなければならない。 ・死は好むべきものにあらず、同時に悪むべきものでもない。やるだけのことをやったあと心が安んずるものだが、そこがすなわち死所だ、ということである。 ・どんな小さな行動をおこすにしても、死を決意してはじめねばならない。
第1巻は『燃えよ剣』等と比較して、ややストーリーが平坦な印象を受けたが、第2巻は激動の幕末そのものと言える内容。吉田松陰から高杉晋作へと思いは受け継がれ(と言うほど単純なものではないが)、久坂玄瑞、桂小五郎といった志士たちが次々と登場してくる。 史実である点で概ねの展開は分かるのに、目が離せないスト...続きを読むーリー展開、吉田松陰の最期をめぐる逡巡、創作部分の描写いずれも一級品としか言いようがない。そして何より、思想に生きることと現実に生きることの相克、「攘夷」或いは「開国」の表と裏、等々、示唆に富んだ司馬史観が見事に炸裂しています。残り2巻、この作品は何処まで行くのだろう。
吉田松陰についての小説かと思っていたら案外あっさりと亡くなったのでビックリしたが、本作はむしろ高杉晋作を中心とした幕末志士たちの物語である。これらの人物に対しては心酔しているファンも多いが、しかし本当に有能であったかどうかは本作を読んでも評価がわかれるところだろう。もちろん将来的に明治維新が実現した...続きを読むことを考えると、彼ら幕末志士たちもまた「正しかった」。とはいえ、個人的に吉田松陰や高杉晋作は思想家としては正しくとも、政治家としては間違っている部分も多々あったのではないかと感じる。第2次長州征伐における戦術などは無鉄砲の極みで、たまたま成功したからよかったものの、失敗していたらいったいどうなっていたかわからない。2人が亡くなったことでむしろ明治維新が成功裡に終わったという見方すらできるかもしれない。しかし、このような不器用な存在だったからこそ、後世までその人物像に惹かれる人が続出するのだろう。
司馬遼太郎作品としてはこれが一番好き。 吉田松陰から高杉晋作へバトンタッチ。話が俄然面白くなったところで終了。
感想書き忘れてた。 寅次郎は人を信じすぎる、話を聞いてくれたら自分のことを理解してくれると過度に信じていたのでしょう。そして自分の思想に狂っていたのでしょう。でないと法廷で聞かれてもないのに、総理大臣暗殺クラスの陰謀を自白するようなことをしないでしょう。その純心さ、ゆえに多くの人が慕い、愛し、影響を...続きを読む受けて、そして自身の命をうしなってしまったのだなぁ。 晋作の出番です。
司馬遼太郎の名作の一つ。 幕末の長州に生まれた短命の天才高杉晋作。 「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し…。」 「おもしろき こともなき世を おもしろく」 魅力に取りつかれむさぼり読んでしまいました。
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