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Posted by ブクログ 2009年10月22日
0時から24時までをアトランダムにその時間その時間を乃南アサの観点で綴っている作品。
たとえば最初の『23時』
足を踏み込んだおかまバーがたまたま20年前に訪れたことがある同じバーであったことから、当時の思い出がよみがえる。
門限が23時ととても厳しい家で、門限に遅れ何度も言い訳を考えこと、たまた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月09日
乃南アサさんのエッセイ。
今まで読んだ作品からイメージしていたのとは違って、心もとなく頼りなく、でも好奇心旺盛ですとーんと自分の世界にはまりこんでしまい、そしてまたふわふわと漂うような。まるで江國香織さんのエッセイを読んでいるような気分になった。
おふたりの作品は全然ちがうのに、根っこにある「不安だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月14日
短編集のようなエッセイのような、、、さすがに丸ごと事実ではないようだから私小説というのが一番かな。
乃南さん自身の経歴に沿った小話の数々から彼女のこれまでの歩みが浮かび上がってきます。
相当な数の作品を発表している彼女、その原動力には愛猫そっくすの病弱な性質も一役買っているのね。
愛犬くまにまつわ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月11日
前からこの人の小説を読みたいと思っていて、とりあえず短編から入ろうかなと思って買ったもの。
主人公はそれぞれ違うのかと思ってたけど、読み進めていくうちに同じ人と気付いた。
小説というよりエッセイを読んでる感じだった。
割とこの人の書く事に共感できた。
さらりと読める感じ。
この人の他の短編や長編も...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月23日
内容(「BOOK」データベースより)
幼なじみの“よっちゃん”は、会う度に違った。私立の詰め襟中学生、暴走族の高校生、恋する浪人生。でもその内面はいつも温かで…(「二十四時」)。子供の頃、雪の積もった帰り道を歩いた。方向感覚を失って、“遠く”という“悲しく寂しい場所”に迷い込んでしまった(「十七時」...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月07日
13時,17時,21時,10時の話では子供の頃の気持ちが甦り、
8時のオオカミ犬の話は「あのオオカミ犬だ!」と嬉しくなり、
2時のアパートの隣人の話では1人暮らしをした時の思い出が甦り、
1時,0時の話にはドキッとさせられ、
15時のネコの話には微笑ましいものがありました。
1話が短いので、少しずつ...続きを読む
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